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適用先 SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 15 SP2

11 RDPを介した接続

RDPオプションを有効にしてSLES-SAPをインストールした場合、またはKIWIイメージからインストールした場合、RDPはサービスxrdpを介してマシンで有効になります。または、このセクションの終わりで説明するように、RDPを後で有効にすることもできます。

次のような、RDPをサポートする任意のソフトウェアを使用して接続できます。

  • Linux:  Vinagre (SUSE Linux Enterprise Desktop/SLE-WEおよびopenSUSEで利用可能)またはRemmina (openSUSEで利用可能)

  • Windows:  リモートデスクトップ接続

重要
重要: 接続パラメータ

次のパラメータで接続を設定してください。

  • ポート:  3389

  • 色の深さ:  16ビットまたは24ビットのみ

手順 11.1: RDPの設定

インストール中にRDP接続を設定していない場合は、次の手順を使用して後で実行することもできます。

  1. まず、ファイアウォールの例外を作成します。RDP用に開く必要のあるポートを設定するファイルを作成して開始します。

    rootとして、xrdpという名前、および次のコンテンツを含む新しいファイルを/etc/sysconfig/SuSEfirewall2.d/services/の下に作成します。

    ## Name: Remote Desktop Protocol
    TCP="3389"
  2. /etc/sysconfig/SuSEfirewall2ファイルを開き、FW_CONFIGURATIONS_EXT、​FW_CONFIGURATIONS_DMZ、およびFW_CONFIGURATIONS_INTの​設定行をxrdpを含めるように変更します。他のサービスが有効になっていない場合、各行は次のようになります。

    FW_CONFIGURATIONS_EXT="xrdp"
    FW_CONFIGURATIONS_DMZ="xrdp"
    FW_CONFIGURATIONS_INT="xrdp"

    他のサービスがある場合は、スペース文字を使用して引用符を区切ります。

  3. 次に、xrdp自体を設定します。

    パッケージ xrdp がインストールされていない場合、インストールします。

    root # zypper install xrdp
  4. ファイアウォールを再起動します。

    root # systemctl restart SuSEfirewall2
  5. サービスを有効にして起動します。

    root # systemctl enable xrdp
    root # systemctl start xrdp

    これでマシンに接続できるようになりました。

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