RDPオプションを有効にしてSLES-SAPをインストールした場合、またはKIWIイメージからインストールした場合、RDPはサービスxrdp
を介してマシンで有効になります。または、このセクションの終わりで説明するように、RDPを後で有効にすることもできます。
次のような、RDPをサポートする任意のソフトウェアを使用して接続できます。
Linux: Vinagre (SUSE Linux Enterprise Desktop/SLE-WEおよびopenSUSEで利用可能)またはRemmina (openSUSEで利用可能)
Windows: リモートデスクトップ接続
次のパラメータで接続を設定してください。
ポート: 3389
色の深さ: 16ビットまたは24ビットのみ
インストール中にRDP接続を設定していない場合は、次の手順を使用して後で実行することもできます。
まず、ファイアウォールの例外を作成します。RDP用に開く必要のあるポートを設定するファイルを作成して開始します。
root
として、xrdp
という名前、および次のコンテンツを含む新しいファイルを/etc/sysconfig/SuSEfirewall2.d/services/
の下に作成します。
## Name: Remote Desktop Protocol TCP="3389"
/etc/sysconfig/SuSEfirewall2
ファイルを開き、FW_CONFIGURATIONS_EXT
、FW_CONFIGURATIONS_DMZ
、およびFW_CONFIGURATIONS_INT
の設定行をxrdp
を含めるように変更します。他のサービスが有効になっていない場合、各行は次のようになります。
FW_CONFIGURATIONS_EXT="xrdp" FW_CONFIGURATIONS_DMZ="xrdp" FW_CONFIGURATIONS_INT="xrdp"
他のサービスがある場合は、スペース文字を使用して引用符を区切ります。
次に、xrdp
自体を設定します。
パッケージ xrdp がインストールされていない場合、インストールします。
root #
zypper install xrdp
ファイアウォールを再起動します。
root #
systemctl restart SuSEfirewall2
サービスを有効にして起動します。
root #
systemctl enable xrdp
root #
systemctl start xrdp
これでマシンに接続できるようになりました。