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適用先 SUSE Linux Enterprise Server 11 SP4

パート II 手動による展開

5 導入計画

SUSE Linux Enterprise Serverを導入するにはさまざまな方法があります。物理メディアまたはインストール用ネットワークサーバを使ったローカルインストールから、カスタマイズ性の高い自動リモートインストール技術による大規模な導入まで、幅広いアプローチから選択できます。ご自身の要件に最も適する方法を選択してください。

6 YaSTによるインストール

パートI「アーキテクチャ固有のインストール考慮事項」の説明に従ってSUSE® Linux Enterprise Serverをインストールできるようにハードウェアを準備し、インストールシステムとの接続を確立すると、SUSE Linux Enterprise ServerのシステムアシスタントであるYaSTのインタフェースが表示されます。YaSTは、インストールおよび環境設定作業全体をお手伝いいたします。

7 SUSE Linux Enterpriseのアップデート

SUSE® Linux Enterprise (SLE)には、完全な再インストールを実行せずに既存のシステムを新しいバージョンに更新できるオプションがあります。新たにインストールする必要はありません。ホームディレクトリ、システム設定などの既存のデータは、そのまま保持されます。製品のライフサイクル中は、サービスパックを適用することで、システムセキュリティを向上させ、ソフトウェアの不具合を修正し、新機能にアクセスすることができます。CD/DVDドライブから、またはネットワーク上のインストールソースからインストールします。

8 YaSTによるハードウェアコンポーネントの設定

YaSTを使用すると、インストール時だけでなく、すでにインストール済みのシステムでも、ハードウェア項目を設定できます。オーディオハードウェア、プリンタ、またはスキャナのサポートを設定したり、YaSTハードウェア情報モジュールを使用して、どのハードウェアコンポーネントがコンピュータに接続しているか知ることができます。

9 ソフトウェアをインストールまたは削除する

YaSTのソフトウェア管理ツールを使用して、追加または削除するソフトウェアコンポーネントを検索します。YaSTでは、すべての依存関係を自動的に解決できます。インストールメディアに付属していないパッケージをインストールするには、追加のソフトウェアリポジトリをセットアップに追加して、それをYaSTで管理できるようにします。アップデートアプレットでソフトウェアの更新を管理することで、システムを最新の状態に保ちます。

10 アドオン製品のインストール

アドオン製品は、システム拡張機能です。SUSE® Linux Enterprise Serverのサードパーティアドオン製品または特別なシステム拡張機能(たとえば、追加言語のサポート付きCDまたはバイナリドライバ付きCD)をインストールできます。新しいアドオンをインストールするには、YaSTを起動し、ソフトウェア › アドオン製品の順に選択します。CD、FTP、USB大容量記憶装置(USBフラッシュドライブまたはディスクなど)のような各種の製品メディアまたはローカルディレクトリを選択できます。また、ISOファイルで直接作業することもできます。 アドオンをISOファイルメディアとして追加するには、ローカルISOイメージを選択し、次に、ISOイメージへのパスを入力します。Repository Nameの指定は任意です。

11 インターネットへのアクセス

インストール中にインターネットアクセスを設定しない場合は、YaSTを使用することでいつでもこのタスクを実行できます。インターネットにアクセスするコンピュータの設定方法は、それぞれの環境に応じて異なります。インストールするコンピュータがインターネットにすでに接続しているネットワークに属している場合は、必要な作業はコンピュータをネットワークにリンクするだけです。インターネットに直接接続するコンピュータをインストールする場合は、そのハードウェアと、インターネットサービスプロバイダ(ISP)へのアクセスを設定する必要があります。

インターネットアクセスの設定を開始する前に、下記のチェックリストを参照して、必要なデータがすべて準備されていることを確認してください。

12 YaSTによるユーザの管理

インストール時に、ユーザ認証の方法を選択します。この方法は、ローカル(/etc/passwd)、またはネットワーク接続が確立されている場合はNIS、LDAP、Kerberos、またはSambaのいずれかです(6.16.1.7項 「ユーザ認証方法」を参照してください)。YaSTを使用すると、いつでも、ユーザアカウントを作成または変更し、認証方法を変更できます。

13 YaSTによる言語および国の設定の変更

別の国での作業、多国語環境での操作が必要な場合は、それに対応するコンピュータの設定が必要です。SUSE® Linux Enterprise Server は、複数のロケールを並行して扱うことができます。ロケールは、ユーザインタフェースに反映される言語と国を定義するパラメータのセットです。

14 リモートインストール

SUSE® Linux Enterprise Serverは複数の方法でインストールすることができます。SUSE Linux Enterprise Serverをインストールするには、第6章 「YaSTによるインストールで説明されている通常のメディアによるインストールの他に、ネットワークベースのさまざまなアプローチや、完全自動のアプローチも選択できます。

15 高度なディスクセットアップ

高性能のシステム設定には、特定のディスクセットアップが必要です。すべての一般的なパーティション関連作業は、YaSTを使って行えます。ブロックデバイスで固定的なデバイス名を取得するには、/dev/disk/by-id/または/dev/disk/by-uuidの下のブロックデバイス名を使用します。論理ボリュームマネージャ(LVM)は、ディスクパーティショニング用のスキーマで、標準的なセットアップで使用される物理パーティショニングよりもずっと柔軟性が高くなるように設計されています。そのスナップショット機能を利用すれば、簡単にデータバックアップを作成できます。RAID (Redundant Array…

16 登録管理

SUSE Linux Enterprise Server 11またはSUSE Linux Enterprise Desktop 11を実行するマシンは、Novell Customer CenterやNUサーバと直接通信するのではなく、ローカルのSubscription Management Toolサーバに登録することにより、そこからソフトウェアアップデートをダウンロードするように設定できます。SMTサーバをクライアントの登録用とローカルのアップデートソースとして使用するには、先にネットワーク内にSMTサーバを設定する必要があります。SMTサーバソフトウェアは、SUSE Linux Enter…

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