アップグレードガイドの概要
更新: 2023-06-20
SUSE Managerには3つのメインコンポーネントがあります。これらはすべて定期的な更新が必要です。 このガイドは、SUSE Managerサーバ、プロキシ、クライアント、および基盤となるコンポーネント(データベースなど)の更新について説明しています。
自動化できるアップグレードもありますが、手動で実行する必要があるアップグレードもあります。
このガイドは始めから終わりまで読みとおすことを意図していません。 そうではなく、アップグレードするコンポーネントに移動し、アップグレードするバージョンを特定してください。 |
SUSE Managerは、X.Y.Z
バージョン設定スキーマを使用します。 必要なアップグレードプロシージャを判別するには、バージョン番号のどの部分が変更されるかを確認してください。
- メジャーバージョンのアップグレード(Xアップグレード)
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次のメジャーバージョンへのアップグレードです。 たとえば、3.2から4.1へのアップグレードです。このタイプのアップグレードは4.2には適用されません。
- マイナーバージョンのアップグレード(Yアップグレード)
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次のマイナーバージョンへのアップグレードです。 これは、製品移行、サービスパック移行、またはSP移行と呼ばれることが多いです。 たとえば、 4.1から4.2へのアップグレードです。
- パッチレベルのアップグレード(Zアップグレード)
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同じマイナーバージョン内でのアップグレードです。 これは保守更新と呼ばれることが多いです。 たとえば、4.1.2から 4.1.8または4.2.0から4.2.1へのアップグレードです。
SUSE Managerサーバをアップグレードしている場合、サーバのアップグレードを参照してください。
SUSE Managerプロキシをアップグレードしている場合、プロキシのアップグレードを参照してください。
クライアントをアップグレードしている場合、クライアントのアップグレードを参照してください。
サーバのアップグレードに加えてデータベースなどのその他の基盤となるテクノロジをアップグレードする必要があります。 データベースのアップグレードの詳細については、データベースのアップグレードを参照してください。