インストールクイックスタート #
このクイックスタートでは、SUSE® Linux Enterprise Desktop 15 SP6のインストールについて順を追って説明します。
1 SUSE Linux Enterprise Desktopへようこそ #
サポートされているすべてのハードウェアプラットフォームに製品をインストールするには、次の手順に従います。インストールシステムが正常にブートしていることが前提になります。インストール手順と展開計画の詳細については、Book “Deployment Guide”を参照してください。インストールシステムをブートするのに必要な準備については、Book “Deployment Guide”, Chapter 2 “Installation on AMD64 and Intel 64”を参照してください。
1.1 統合インストーラ #
SUSE Linux Enterprise Desktop 15以降のインストールメディアには、統合インストーラのみが収録されています。これは、すべてのSUSE Linux Enterprise基本製品のインストール、更新、登録用の最小限のシステムです。インストール時には、統合インストーラ上にインストールするモジュールおよび拡張機能を選択することにより、機能を追加できます。
1.2 オフラインまたは登録なしでのインストール #
デフォルトのインストールメディアSLE-15-SP6-Online-ARCH-GM-media1.isoは、サイズが最適化されていて、モジュールや拡張機能は含まれていません。したがって、インストールでは、製品を登録し、モジュールおよび拡張機能のリポジトリデータを取得するためにネットワークにアクセスする必要があります。
システムを登録せずにインストールするにはhttps://www.suse.com/download/sled/からSLE-15-SP6-Full-ARCH-GM-media1.iso
イメージを使用し、手順についてはBook “Deployment Guide”, Chapter 5 “Installation steps”, Section 5.6.3 “Installing without registration”を参照してください。
次のコマンドを使用して、インストールイメージのコンテンツをリムーバブルフラッシュディスクにコピーします。
>
sudo
dd if=IMAGE of=FLASH_DISK bs=4M && sync
IMAGEは、SLE-15-SP6-Online-ARCH-GM-media1.iso
イメージファイルまたはSLE-15-SP6-Full-ARCH-GM-media1.iso
イメージファイルへのパスに置き換える必要があります。FLASH_DISKはフラッシュデバイスに置き換える必要があります。デバイスを特定するには、それを挿入して、次のコマンドを実行します。
#
grep -Ff <(hwinfo --disk --short) <(hwinfo --usb --short)
disk:
/dev/sdc General USB Flash Disk
デバイスのサイズが目的のイメージに対して十分であることを確認します。デバイスのサイズを次のコマンドを使用して確認できます。
#
fdisk -l /dev/sdc | grep -e "^/dev"
/dev/sdc1 * 2048 31490047 31488000 15G 83 Linux
この例では、デバイスは15GBの容量があります。SLE-15-SP6-Full-ARCH-GM-media1.iso
に使用するコマンドは次のようになります。
dd if=SLE-15-SP6-Full-ARCH-GM-media1.iso of=/dev/sdc bs=4M && sync
dd
コマンドを実行しているときは、デバイスをマウントしないでください。さもないと、パーティション上のデータがすべて消去されてしまいます。
2 インストール手順 #
SUSE Linux Enterprise Desktopをインストールするには、統合インストーラメディアからインストーラをブートしてインストールを開始します。
2.1 言語、キーボード、および製品選択 #
および 設定は、ブート画面で選択した言語で初期化されています。デフォルトを変更していない場合は、英語(米国)になります。必要に応じて、ここで設定を変更します。 テキストボックスを使用して、この配列をテストします。
統合インストーラを使用して、次のすべてのSUSE Linux Enterpriseの基本製品をインストールできます。
SUSE Linux Enterprise Server 5 SP6 (インストール手順については、https://documentation.suse.com/sles/を参照)
SUSE Linux Enterprise Desktop 15 SP6 (ここで説明)
SUSE Linux Enterprise Real Time 15 SP6 (インストール手順については、https://documentation.suse.com/sle-rt/を参照)
SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 15 SP6 (インストール手順については、https://documentation.suse.com/sles-sapを参照)
SUSE Manager Server 5.0 (インストール手順については、https://documentation.suse.com/suma/を参照)
SUSE Manager Proxy 5.0 (インストール手順については、https://documentation.suse.com/suma/を参照)
SUSE Manager Retail Branch Server 5.0 (インストール手順については、https://documentation.suse.com/suma-retailを参照)
インストールする製品を選択します。それぞれの製品の登録コードが必要です。このドキュメントでは、SUSE Linux Enterprise Desktopを選択したことを想定しています。 で続行します。
2.2 使用許諾契約 #
ライセンス契約をお読みください。これは、ブート画面で選択した言語で表示されます。訳文は、ライセンス条件に同意しますをオンにして契約に同意する必要があります。 で続行します。
ドロップダウンボックスを選択して表示できます。 をインストールするには、2.3 ネットワークの設定 #
システムの分析が実行されます。インストーラはストレージデバイスを検索し他のインストール済みシステムの検出を試みます。インストールを開始する際にDHCPを介してネットワークが自動設定された場合は、登録ステップに移動します。
ネットワークがまだ設定されていない場合は、Book “Deployment Guide”, Chapter 5 “Installation steps”, Section 5.5 “Network settings”とBook “管理ガイド”, Chapter 23 “ネットワークの基礎”, Section 23.4 “YaSTによるネットワーク接続の設定”を参照してください。ネットワークへのアクセスなしでインストールしたい場合は、変更を加えずにこのステップをスキップし、 で続行します。
ダイアログが開きます。リストからネットワークインタフェースを選択し、 をクリックして設定します。または、 をクリックして、インタフェースを手動で追加します。詳細については、2.4 登録 #
テクニカルサポートを受けたり製品のアップデートを入手するには、SUSE Customer Centerまたはローカル登録サーバでSUSE Linux Enterprise Desktopを登録してアクティブ化する必要があります。この段階で製品を登録すると、アップデートリポジトリへのアクセス権もただちに得られます。これにより、利用できる最新のアップデートとパッチを使用してシステムをインストールできるようになります。
登録するとき、モジュールおよび拡張機能のリポジトリおよび依存関係は登録サーバからロードされます。
SUSE Customer Centerで登録するには、SUSE Customer Centerアカウントに関連付けられているSUSE Linux Enterprise Desktopの を入力します。 で続行します。
と組織がローカル登録サーバを提供している場合は、代わりにそこで登録することもできます。
を有効にした後、ドロップダウンボックスからURLを選択するかアドレスを入力します。 で続行します。ネットワークに接続していない場合または登録をスキップする場合は、
を有効にします。 をクリックして警告を受け入れ、 で続行します。重要: 登録をスキップするシステムと拡張機能は、登録しないとアップデートとサポートの対象になりません。登録のスキップは、
SLE-15-SP6-Full-ARCH-GM-media1.iso
イメージからインストールする場合にのみ可能です。インストール時に登録していない場合は、後で稼働中のシステムから行うことができます。これを行うには、
› またはコマンドラインツールSUSEConnect
を実行します。
ハードウェアによっては、ハードウェアドライバを含むリポジトリが登録中に追加されることがあります。この場合、これらのリポジトリを
よう求められます。SUSE Linux Enterprise Desktopが正しく登録された後、インストール中に、利用可能な最新のオンラインアップデートをインストールするかどうかを尋ねられます。 を選択すると、システムは、最新パッケージとともにインストールされ、インストール後にアップデートを適用する必要がなくなります。このオプションを有効にすることをお勧めします。
デフォルトでは、SUSE Linux Enterprise Desktopのファイアウォールは着信接続のみをブロックします。システムが発信トラフィックをブロックする別のファイアウォールの背後にある場合は、更新を受信するために、ポート80および443のhttps://scc.suse.com/
およびhttps://updates.suse.com
への接続を許可する必要があります。
2.5 拡張機能とモジュールの選択 #
システムが正しく登録された後、SUSE Linux Enterprise Desktopで使用可能なモジュールと拡張機能が一覧表示されます。モジュールとは、ユーザのニーズに合わせて製品をカスタマイズできるコンポーネントのことで、SUSE Linux Enterprise Desktopの購読に含まれています。拡張機能は、製品に特定の機能を追加します。また、個別に購入する必要があります。
提供されるモジュールまたは拡張機能は、このインストールの最初の手順で選択した製品に応じて異なります。モジュールとそのライフサイクルの説明については、モジュールを選択した後に表示されるテキストを参照してください。詳細については、『Modules and Extensions Quick Start』を参照してください。
モジュールの選択はインストールのスコープに間接的な影響を与えます。インストール環境と実働システムでどのソフトウェアソース(リポジトリ)を使用できるかが定義されるからです。
SUSE Linux Enterprise Desktopでは、次のモジュールと拡張機能が提供されています。
- Basesystem Module
このモジュールは、統合インストーラ上に基本システムを追加します。これは、他のすべてのモジュールと拡張機能が必要とします。基本システムのみを含むインストールのスコープは、上述のSUSE Linux Enterprise Desktopバージョンのminimal systemにおけるインストールパターンと似ています。このモジュールは、デフォルトでインストール用に選択されており、選択解除してはなりません。
依存関係: なし
- Certifications Module
FIPS認証パッケージが含まれます。
依存関係: Basesystem
- Desktop Applications Module
システムにグラフィカルユーザインタフェースと重要なデスクトップアプリケーションを追加します。このモジュールはデフォルトでインストール用に選択されており、これを選択解除することはお勧めしていません。
依存関係: Basesystem
- Development Tools Module
アプリケーションのコンパイルとデバッグに必要なコンパイラ(gccを含む)とライブラリが含まれています。以前のソフトウェア開発キット(SDK)を置き換えます。
依存関係: Basesystem、Desktop Applications
- Python 3 Module
このモジュールには、選択したPython 3パッケージの最新バージョンが含まれています。
依存関係: Basesystem
- SUSE Linux Enterprise Workstation Extension
オフィススイートやマルチメディアソフトウェア(例: ミュージックプレーヤ、ビデオプレーヤ)などの追加デスクトップツールが含まれます。この拡張機能はSUSE Linux Enterprise Desktopサブスクリプションに含まれ、デフォルトでインストール用に選択されており、これを選択解除することはお勧めしていません。
依存関係: Basesystem、Desktop Applications
- SUSE Package Hub
openSUSEコミュニティが管理しているSUSE Linux Enterprise Desktopパッケージへのアクセスを提供します。これらのパッケージはL3サポートなしで配布されるため、SUSE Linux Enterprise Desktopのサポート可能性に影響を与えることはありません。詳細については、https://packagehub.suse.com/を参照してください。
依存関係: Basesystem
一部のモジュールでは、他のモジュールをインストールする必要が生じます。そのため、モジュールを選択すると、この依存関係を満たすために他のモジュールが自動的に選択される場合があります。
製品によっては、特定のモジュールと拡張機能に登録サーバが推奨マークを付けている場合もあります。推奨されたモジュールと拡張機能は、登録およびインストールのために事前選択されます。これらの推奨項目をインストールしないときは、手動で選択を解除します。
インストールするモジュールと拡張機能を選択し、
で続行します。1つ以上の拡張機能を選択した場合、それぞれの登録コードの入力が求められます。選択内容によっては、別の使用許諾契約の受諾が必要な場合があります。SLE-15-SP6-FullARCH-GM-media1.isoからオフラインインストールを実行する場合、デフォルトではSUSE Linux Enterprise Desktopの完全なデフォルトのパッケージセットをインストールするには、 、 、および を追加で選択します。
のみが選択されます。2.6 アドオン製品 #
「リポジトリ」)をSUSE Linux Enterprise Desktopに追加できます。アドオン製品には、サードパーティの製品、ご使用のシステム用のドライバや追加ソフトウェアなどがあります。
ダイアログを使用して、SUSE Customer Centerで提供されていない他のソフトウェアソース(https://drivers.suse.com/に用意されています。これらのドライバは、SUSE SolidDriverプログラムを使用して作成されています。
ダイアログを使用して、ドライバアップデートリポジトリを追加することもできます。SUSE Linux Enterpriseのドライバのアップデートはこのステップをスキップする場合は、
で続行します。それ以外の場合は を有効にします。メディアタイプ、ローカルパス、またはリポジトリをホストしているネットワークリソースを指定して、画面の指示に従います。リポジトリを記述するファイルを今すぐダウンロードするには、
をオンにします。オフの場合、ファイルはインストールの開始後にダウンロードされます。 で続行し、必要な場合はメディアを挿入します。製品のコンテンツによっては、別の使用許諾契約の受諾が必要な場合があります。 で続行します。登録キーを必要とするアドオン製品を選択した場合は、次のステップに進む前に登録キーの入力を求められます。2.7 システムの役割 #
どのシステム役割を使用できるかは、選択したモジュールと拡張機能にかかっています。システム役割は、インストール用に事前選択されるソフトウェアパターンのセットなどを定義します。選択する際には、画面上の説明を参照してください。役割を選択し、
で続行します。有効なモジュールから、それぞれの基本製品に適した役割が1つだけであるか、役割がない場合は、 ダイアログは省略されます。これ以降の手順では、
を選択することで、インストールプロセスのどの画面からでもリリースノートを参照できます。2.8 パーティション設定の提案 #
システムによって推奨されたパーティションの設定を確認します。必要に応じて設定を変更します。次のオプションがあります。
パーティションの推奨設定を調整できるウィザードを起動します。ここで使用可能なオプションは、システムの設定に応じて異なります。複数のハードディスクが存在する場合、どのディスクを使用してどこにルートパーティションを配置するかを選択できます。ディスク内にすでにパーティションが存在する場合は、そのパーティションを削除するか、サイズ変更してください。
後続の手順では、LVMサポートとディスク暗号化の機能を追加することもできます。ルートパーティション用のファイルシステムを変更して、別個のホームパーティションを作成するかどうかを決定できます。
Book “Deployment Guide”, Chapter 7 “を参照してください。これにより、パーティション設定を全面的に制御して、カスタム設定を作成できます。これは、熟練者向けのオプションです。 ”, Section 7.1 “Using the ”
を開きます。
パーティション分割の目的で、ディスク容量は10進単位ではなく2進単位で測定されることに注意してください。たとえば、1GB
、1GiB
または1G
のサイズを入力する場合、すべて1 GB(ギガバイト)ではなく、1 GiB(ギビバイト)を示します。
- バイナリ
1 GiB = 1 073 741 824バイト。
- 10進
1 GB = 1 000 000 000バイト。
- 差異
1 GiB ≈ 1.07 GB。
推奨設定を変更せずにそのまま使用する場合は、
を選択して続行します。2.9 時計とタイムゾーン #
システムで使用するとき計とタイムゾーンを選択します。時刻を手動で調整したり、時刻同期用のNTPサーバを設定したりするには、Book “Deployment Guide”, Chapter 5 “Installation steps”, Section 5.11 “Clock and time zone”を参照してください。 で続行します。
を選択します。詳細については、2.10 ローカルユーザ #
ローカルユーザを作成するため、
フィールドに姓と名を入力します。 フィールドにログイン名を入力し、 フィールドにパスワードを入力します。パスワードは8文字以上の長さとし、大文字、小文字、および数字を組み合わせる必要があります。パスワードは最長72文字で、大文字と小文字が区別されます。
セキュリティ上の理由から、有効にしないことを強くお勧めします。また、 も有効にしないで、インストールの次のステップで別個のroot
パスワードを指定することをお勧めします。
以前のLinuxインストールが見つかったシステムにインストールする場合は、
ことができます。使用可能なユーザアカウントのリストについては、 をクリックしてください。1人または複数のユーザを選択します。(たとえばNISまたはLDAPによって)ユーザが一元的に管理される環境では、ローカルユーザの作成を行わずに飛ばすことができます。この場合は、
を選択します。で続行します。
2.11 システム管理者「root」の認証 #
システム管理者(root
ユーザと呼ばれる)のパスワードを入力するか、SSH公開鍵を提供します。希望する場合は、両方使用することができます。
root
ユーザには莫大な権限が与えられているため、パスワードは慎重に選択する必要があります。root
パスワードは忘れないようにしてください。ここで入力した後は、このパスワードを訂正することはできません。
US ASCII文字のみを使用することをお勧めします。システムエラーが発生した場合やレスキューモードでシステムを起動する必要がある場合は、キーボードがローカライズされていない可能性があります。
公開鍵を利用してSSH経由でシステムにリモートアクセスしたい場合は、リムーバブルメディアか既存のパーティションから公開鍵をインポートしてください。詳細については、Book “Deployment Guide”, Chapter 5 “Installation steps”, Section 5.13 “Authentication for the system administrator root
”を参照してください。
で続行します。
2.12 インストール設定 #
画面を使用して、推奨されているインストール設定を確認し、必要に応じて設定を変更します。各設定に対して現在の設定が表示されます。変更するには、見出しをクリックします。ファイアウォールやSSHなど一部の設定は、それぞれのリンクをクリックして直接変更できます。
ここで変更可能な設定は、後で、インストールされたシステムから随時変更することもできます。ただし、インストール直後にリモートアクセスが必要な場合は、
設定でSSHポートを開く必要がある場合があります。インストールのスコープは、このインストール環境用に選択したモジュールと拡張機能によって定義されます。ただし、選択した内容によっては、モジュールで提供されているパッケージの一部がインストール用に選択されないことがあります。
Book “管理ガイド”, Chapter 8 “ソフトウェアをインストールまたは削除する”を参照してください。
をクリックすると 画面が開き、パターンを選択または選択解除することでソフトウェアの選択内容を変更できます。各パターンには、特定の機能に必要なソフトウェアパッケージが多数含まれています( など)。インストールするソフトウェアパッケージに基づいてさらに細かく選択するには、 を選択してYaST に切り替えます。詳細については、このセクションにはブートローダの設定が表示されます。デフォルト値の変更は、本当に必要な場合のみにすることをお勧めします。詳細については、Book “管理ガイド”, Chapter 18 “ブートローダGRUB 2”を参照してください。
Book “管理ガイド”, Chapter 18 “ブートローダGRUB 2” CPU緩和策を参照してください。
とは、CPUのサイドチャネル攻撃を防ぐために導入されたソフトウェア緩和策のカーネルブートコマンドラインパラメータを示します。選択されたエントリをクリックして、別のオプションを選択してください。詳細については、設定されているすべてのネットワークインタフェースに対して、デフォルトで
が有効になります。完全にfirewalld
を無効にするには、 をクリックします(非推奨)。設定の詳細については、Book “Security and Hardening Guide”, Chapter 23 “Masquerading and firewalls”を参照してください。注記: 更新を受信するためのファイアウォール設定デフォルトでは、SUSE Linux Enterprise Desktopのファイアウォールは着信接続のみをブロックします。システムが発信トラフィックをブロックする別のファイアウォールの背後にある場合は、更新を受信するために、ポート80および443の
https://scc.suse.com/
およびhttps://updates.suse.com
への接続を許可する必要があります。Book “Security and Hardening Guide”, Chapter 22 “Securing network operations with OpenSSH”を参照してください。
はデフォルトで有効ですが、そのポート(22)はファイアウォールで閉じられています。 をクリックしてポートを開くか、 をクリックしてSSHサービスを無効化します。SSHを無効化する場合、リモートログインはできないことに注意してください。詳細については、デフォルトの
は です。これを無効にするには、 設定でモジュールとして を選択します。クリックして
Defense Information Systems Agency STIG
セキュリティポリシーを にします。インストール設定がポリシーと互換性がない場合は、それに応じて変更するように求められます。設定によっては自動的に調整できるものもあれば、ユーザ入力が必要なものもあります。セキュリティプロファイルを有効にすると、最初のブート時に完全なSCAP修正が有効になります。Book “Deployment Guide”, Chapter 5 “Installation steps”, Section 5.14.4 “を参照してください。 ”
または を実行して、OpenSCAPを使用して後でシステムを修正することもできます。詳細については、現在のネットワーク設定を表示します。デフォルトでは、サーバのインストールには
wicked
が使用され、デスクトップワークロードにはNetworkManagerが使用されます。設定を変更するには、 をクリックします。詳細については、Book “管理ガイド”, Chapter 23 “ネットワークの基礎”, Section 23.4 “YaSTによるネットワーク接続の設定”を参照してください。Kdumpは、カーネルがクラッシュした場合に備えてメモリイメージ(「コアダンプ」)をファイルシステムに保存します。これにより、ダンプファイルをデバッグしてクラッシュの原因を特定できます。Kdumpはデフォルトで事前設定済みで有効になっています。詳細については、Book “System Analysis and Tuning Guide”, Chapter 18 “Kexec and Kdump”, Section 18.7 “Basic Kdump configuration”を参照してください。
SUSE Linux Enterprise Desktopは、グラフィカルデスクトップにデフォルトでブートされます。デスクトップシステムをコマンドラインから実行するメリットはないので、この設定はそのまま使用することをお勧めします。
Book “Deployment Guide”, Chapter 5 “Installation steps”, Section 5.14.8 “を参照してください。 ”
をクリックして、詳細なハードウェア情報を参照します。表示される画面で を変更することもできます。詳細については、
2.13 インストールの開始 #
画面でシステムの設定を完了したら、 をクリックします。ソフトウェアの選択内容によっては、インストールの確認画面が表示される前にライセンス契約に同意しなければならない場合があります。この段階では、システムはまだ変更されていません。もう一度 をクリックすると、インストールプロセスが開始されます。
2.14 インストール処理 #
インストール中に、進行状況が表示されます。インストールルーチンが完了すると、コンピュータが再起動され、インストールされたシステムが起動します。
3 法的規制の通知 #
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4 GNU Free Documentation License #
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0. PREAMBLE #
The purpose of this License is to make a manual, textbook, or other functional and useful document "free" in the sense of freedom: to assure everyone the effective freedom to copy and redistribute it, with or without modifying it, either commercially or non-commercially. Secondarily, this License preserves for the author and publisher a way to get credit for their work, while not being considered responsible for modifications made by others.
This License is a kind of "copyleft", which means that derivative works of the document must themselves be free in the same sense. It complements the GNU General Public License, which is a copyleft license designed for free software.
We have designed this License to use it for manuals for free software, because free software needs free documentation: a free program should come with manuals providing the same freedoms that the software does. But this License is not limited to software manuals; it can be used for any textual work, regardless of subject matter or whether it is published as a printed book. We recommend this License principally for works whose purpose is instruction or reference.
1. APPLICABILITY AND DEFINITIONS #
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The "Cover Texts" are certain short passages of text that are listed, as Front-Cover Texts or Back-Cover Texts, in the notice that says that the Document is released under this License. A Front-Cover Text may be at most 5 words, and a Back-Cover Text may be at most 25 words.
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The Document may include Warranty Disclaimers next to the notice which states that this License applies to the Document. These Warranty Disclaimers are considered to be included by reference in this License, but only as regards disclaiming warranties: any other implication that these Warranty Disclaimers may have is void and has no effect on the meaning of this License.
2. VERBATIM COPYING #
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You may also lend copies, under the same conditions stated above, and you may publicly display copies.
3. COPYING IN QUANTITY #
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If the required texts for either cover are too voluminous to fit legibly, you should put the first ones listed (as many as fit reasonably) on the actual cover, and continue the rest onto adjacent pages.
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It is requested, but not required, that you contact the authors of the Document well before redistributing any large number of copies, to give them a chance to provide you with an updated version of the Document.
4. MODIFICATIONS #
You may copy and distribute a Modified Version of the Document under the conditions of sections 2 and 3 above, provided that you release the Modified Version under precisely this License, with the Modified Version filling the role of the Document, thus licensing distribution and modification of the Modified Version to whoever possesses a copy of it. In addition, you must do these things in the Modified Version:
Use in the Title Page (and on the covers, if any) a title distinct from that of the Document, and from those of previous versions (which should, if there were any, be listed in the History section of the Document). You may use the same title as a previous version if the original publisher of that version gives permission.
List on the Title Page, as authors, one or more persons or entities responsible for authorship of the modifications in the Modified Version, together with at least five of the principal authors of the Document (all of its principal authors, if it has fewer than five), unless they release you from this requirement.
State on the Title page the name of the publisher of the Modified Version, as the publisher.
Preserve all the copyright notices of the Document.
Add an appropriate copyright notice for your modifications adjacent to the other copyright notices.
Include, immediately after the copyright notices, a license notice giving the public permission to use the Modified Version under the terms of this License, in the form shown in the Addendum below.
Preserve in that license notice the full lists of Invariant Sections and required Cover Texts given in the Document's license notice.
Include an unaltered copy of this License.
Preserve the section Entitled "History", Preserve its Title, and add to it an item stating at least the title, year, new authors, and publisher of the Modified Version as given on the Title Page. If there is no section Entitled "History" in the Document, create one stating the title, year, authors, and publisher of the Document as given on its Title Page, then add an item describing the Modified Version as stated in the previous sentence.
Preserve the network location, if any, given in the Document for public access to a Transparent copy of the Document, and likewise the network locations given in the Document for previous versions it was based on. These may be placed in the "History" section. You may omit a network location for a work that was published at least four years before the Document itself, or if the original publisher of the version it refers to gives permission.
For any section Entitled "Acknowledgements" or "Dedications", Preserve the Title of the section, and preserve in the section all the substance and tone of each of the contributor acknowledgements and/or dedications given therein.
Preserve all the Invariant Sections of the Document, unaltered in their text and in their titles. Section numbers or the equivalent are not considered part of the section titles.
Delete any section Entitled "Endorsements". Such a section may not be included in the Modified Version.
Do not retitle any existing section to be Entitled "Endorsements" or to conflict in title with any Invariant Section.
Preserve any Warranty Disclaimers.
If the Modified Version includes new front-matter sections or appendices that qualify as Secondary Sections and contain no material copied from the Document, you may at your option designate some or all of these sections as invariant. To do this, add their titles to the list of Invariant Sections in the Modified Version's license notice. These titles must be distinct from any other section titles.
You may add a section Entitled "Endorsements", provided it contains nothing but endorsements of your Modified Version by various parties--for example, statements of peer review or that the text has been approved by an organization as the authoritative definition of a standard.
You may add a passage of up to five words as a Front-Cover Text, and a passage of up to 25 words as a Back-Cover Text, to the end of the list of Cover Texts in the Modified Version. Only one passage of Front-Cover Text and one of Back-Cover Text may be added by (or through arrangements made by) any one entity. If the Document already includes a cover text for the same cover, previously added by you or by arrangement made by the same entity you are acting on behalf of, you may not add another; but you may replace the old one, on explicit permission from the previous publisher that added the old one.
The author(s) and publisher(s) of the Document do not by this License give permission to use their names for publicity for or to assert or imply endorsement of any Modified Version.
5. COMBINING DOCUMENTS #
You may combine the Document with other documents released under this License, under the terms defined in section 4 above for modified versions, provided that you include in the combination all of the Invariant Sections of all of the original documents, unmodified, and list them all as Invariant Sections of your combined work in its license notice, and that you preserve all their Warranty Disclaimers.
The combined work need only contain one copy of this License, and multiple identical Invariant Sections may be replaced with a single copy. If there are multiple Invariant Sections with the same name but different contents, make the title of each such section unique by adding at the end of it, in parentheses, the name of the original author or publisher of that section if known, or else a unique number. Make the same adjustment to the section titles in the list of Invariant Sections in the license notice of the combined work.
In the combination, you must combine any sections Entitled "History" in the various original documents, forming one section Entitled "History"; likewise combine any sections Entitled "Acknowledgements", and any sections Entitled "Dedications". You must delete all sections Entitled "Endorsements".
6. COLLECTIONS OF DOCUMENTS #
You may make a collection consisting of the Document and other documents released under this License, and replace the individual copies of this License in the various documents with a single copy that is included in the collection, provided that you follow the rules of this License for verbatim copying of each of the documents in all other respects.
You may extract a single document from such a collection, and distribute it individually under this License, provided you insert a copy of this License into the extracted document, and follow this License in all other respects regarding verbatim copying of that document.
7. AGGREGATION WITH INDEPENDENT WORKS #
A compilation of the Document or its derivatives with other separate and independent documents or works, in or on a volume of a storage or distribution medium, is called an "aggregate" if the copyright resulting from the compilation is not used to limit the legal rights of the compilation's users beyond what the individual works permit. When the Document is included in an aggregate, this License does not apply to the other works in the aggregate which are not themselves derivative works of the Document.
If the Cover Text requirement of section 3 is applicable to these copies of the Document, then if the Document is less than one half of the entire aggregate, the Document's Cover Texts may be placed on covers that bracket the Document within the aggregate, or the electronic equivalent of covers if the Document is in electronic form. Otherwise they must appear on printed covers that bracket the whole aggregate.
8. TRANSLATION #
Translation is considered a kind of modification, so you may distribute translations of the Document under the terms of section 4. Replacing Invariant Sections with translations requires special permission from their copyright holders, but you may include translations of some or all Invariant Sections in addition to the original versions of these Invariant Sections. You may include a translation of this License, and all the license notices in the Document, and any Warranty Disclaimers, provided that you also include the original English version of this License and the original versions of those notices and disclaimers. In case of a disagreement between the translation and the original version of this License or a notice or disclaimer, the original version will prevail.
If a section in the Document is Entitled "Acknowledgements", "Dedications", or "History", the requirement (section 4) to Preserve its Title (section 1) will typically require changing the actual title.
9. TERMINATION #
You may not copy, modify, sublicense, or distribute the Document except as expressly provided for under this License. Any other attempt to copy, modify, sublicense or distribute the Document is void, and will automatically terminate your rights under this License. However, parties who have received copies, or rights, from you under this License will not have their licenses terminated so long as such parties remain in full compliance.
10. FUTURE REVISIONS OF THIS LICENSE #
The Free Software Foundation may publish new, revised versions of the GNU Free Documentation License from time to time. Such new versions will be similar in spirit to the present version, but may differ in detail to address new problems or concerns. See https://www.gnu.org/copyleft/.
Each version of the License is given a distinguishing version number. If the Document specifies that a particular numbered version of this License "or any later version" applies to it, you have the option of following the terms and conditions either of that specified version or of any later version that has been published (not as a draft) by the Free Software Foundation. If the Document does not specify a version number of this License, you may choose any version ever published (not as a draft) by the Free Software Foundation.
ADDENDUM: How to use this License for your documents #
Copyright (c) YEAR YOUR NAME. Permission is granted to copy, distribute and/or modify this document under the terms of the GNU Free Documentation License, Version 1.2 or any later version published by the Free Software Foundation; with no Invariant Sections, no Front-Cover Texts, and no Back-Cover Texts. A copy of the license is included in the section entitled “GNU Free Documentation License”.
If you have Invariant Sections, Front-Cover Texts and Back-Cover Texts, replace the “with...Texts.” line with this:
with the Invariant Sections being LIST THEIR TITLES, with the Front-Cover Texts being LIST, and with the Back-Cover Texts being LIST.
If you have Invariant Sections without Cover Texts, or some other combination of the three, merge those two alternatives to suit the situation.
If your document contains nontrivial examples of program code, we recommend releasing these examples in parallel under your choice of free software license, such as the GNU General Public License, to permit their use in free software.