適用項目 SUSE Linux Enterprise Server 15 SP2
パート III インストールイメージのカスタマイズ #
- 13 ディスクイメージのクローニング
この章では、SUSE Linux Enterprise Serverのインストール時にクローニングされたイメージを使用する方法について説明します。これは仮想化環境で最も多く採用されています。
- 14 mksusecdを使用したインストールイメージのカスタマイズ
mksusecd
は、カスタマイズされたインストールイメージを作成するための役立つツールです。これを使用して、通常のSUSE Linux Enterpriseインストールイメージの変更、ファイルの追加と削除、最小限のネットワークインストールイメージの作成、ブートとリポジトリオプションのカスタマイズを行い、PXEサーバからシステムをブートする代わりに最小限のブートイメージの作成を行います。- 15 インストールイメージの手動でのカスタマイズ
標準のSUSE Linux Enterpriseインストールイメージは、インストールISOイメージ
media.1/products
のファイルを編集することでカスタマイズできます。モジュールと拡張機能を追加して、カスタマイズされた単一のインストールイメージを作成します。次にカスタムイメージをCD、DVD、またはUSBフラッシュドライブにコピーして、ブート可能でカスタマイズされたインストールメディアを作成します。完全な手順については、SUSEベストプラクティスドキュメントの『How to Create a Custom Installation Medium for SUSE Linux Enterprise 15』を参照してください。