プロキシ - アップグレードプロシージャ

プロキシ更新を実行する前に、保守ウィンドウをスケジュールします。 プロキシからSUSE Managerに登録したクライアントは、更新の実行中にはSUSE Managerに接続できません。 保守ウィンドウの詳細については、Maintenance Windowsを参照してください。

1. 準備

準備手順として、openSUSE Leap 15.3チャンネルをサーバに追加します。

手順: コマンドプロンプトからのソフトウェアチャンネルの追加
  1. SUSE Manager サーバのコマンドプロンプトで root になり、 spacewalk-common-channels コマンドを特定のチャンネルに対して実行します:

    spacewalk-common-channels opensuse_leap15_2 \
    opensuse_leap15_2-non-oss \
     opensuse_leap15_2-non-oss-updates \
     opensuse_leap15_2-updates \
     opensuse_leap15_2-uyuni-client \
     uyuni-proxy-stable-leap-152
  2. spacewalk-repo-syncを使用して、すべてのチャンネルを完全に同期します。 リポジトリのURLが定義済みの場合、重複リポジトリURLのトラブルシューティングで続行します。

2. 重複リポジトリURLのトラブルシューティング

spacewalk-common-channelsを使用してSUSE Managerに同じURLのリポジトリ(openSUSE Leap 15.0、15.1、および15.2のクライアントツール)を2つ以上追加すると、次のようなエラーが表示されます。

エラー: opensuse_leap15_2-uyuni-client-x86_64:
redstone.xmlrpc.XmlRpcFault: There's already a defined repository with given url, please reuse it(指定されたURLには定義済みのリポジトリが存在しています。そのリポジトリを再使用してください)

15.1リポジトリを15.2チャンネルに割り当てて回避してください。

プロシージャ: 15.1リポジトリを15.2チャンネルに割り当てる:
  1. SUSE ManagerサーバのWeb UIで、ソフトウェア  管理  チャンネルに移動し、 Uyuni Client Tools for openSUSE Leap 15.2 (x86_64)チャンネル名をクリックします。

  2. 右上隅のチャンネルの管理をクリックします。

  3. リポジトリ]タブに移動し、External - Uyuni Client Tools for openSUSE Leap 15.1 (x86_64)を選択します。

  4. Update Repositories(リポジトリの更新)をクリックします。

  5. リポジトリ  同期サブタブに移動し、今すぐ同期をクリックします。

  6. Uyuni Proxy Stable for openSUSE Leap 15.2 (x86_64)External - Uyuni Proxy Stable for openSUSE Leap 15.1 (x86_64)で同じ操作を実行します。

openSUSE Leap 15.2 (x86_64)チャンネルを展開し、パッケージが入力されている子チャンネルを表示します。

3. プロキシのアップグレード

プロキシを更新するには、まずプロキシサービスを停止し、ソフトウェアリポジトリを置き換え、ソフトウェアを更新し、最後にプロキシサービスを再起動します。

プロシージャ: SUSE Managerプロキシの更新
  1. SUSE ManagerサーバのWeb UIで、プロキシシステムの詳細ページに移動し、[再アクティベーション]サブタブをクリックします。

  2. 新しいキーの生成]をクリックして再アクティベーションキーを生成します。

  3. SUSE Managerプロキシで、プロキシサービスを停止します。

    spacewalk-proxy stop
  4. SUSE ManagerサーバのWeb UIで、システム  プロキシに移動し、プロキシの名前をクリックします。

  5. ソフトウェア  ソフトウェアチャンネルをクリックし、カスタムチャンネル一覧にリストされているopenSUSE Leap 15.3チャンネルをベースチャンネルとして選択します。

  6. 子チャンネル]ペインで、15.3子チャンネルを選択します。

  7. 次へ、[ソフトウェアチャンネルの変更確認]、確認をクリックします。

  8. ソフトウェア  パッケージ  アップグレードをクリックし、プロキシで更新するパッケージをすべて選択してから、選択を適用します。

  9. 再アクティベーションキーを使用し、rhnreg_ksコマンドラインユーティリティを使用して再登録します。 システムは、同じID、履歴、グループを使用して再登録されます。

  10. SUSE Managerプロキシで、プロキシサービスを開始します。

    spacewalk-proxy start

多数のプロキシを更新する必要がある場合、SUSE Managerサーバでこのコマンドシーケンスのアクションチェーンを作成できます。 アクションチェーンを使用して、複数のプロキシで同時に更新を実行できます。