サーバ - マイナーアップグレード

1年に数回、SUSE Managerチームは、SUSE Managerサーバのマイナーアップグレードをリリースします。 この更新は、バグ修正および機能の向上に対処し、新機能を導入する場合もあります。

追加の手動手順が必要な場合があります。この情報はリリースノートでのみ確認できます。 アップグレードの追加情報については、リリースノート(https://www.uyuni-project.org/pages/stable-version.html)を参照してください。

マイナーアップグレードの実行は、オペレーティングシステムパッケージの更新と似ています。

プロシージャ: SUSE Managerサーバのパッケージを更新する

デフォルトでは、複数の更新リポジトリがSUSE Managerサーバ用に設定され、有効化されます。 新規および更新したパッケージは自動的に使用可能になります。

  1. SUSE Managerサーバのコマンドプロンプトでrootとしてspacewalkサービスを停止します。

    spacewalk-service stop
  2. ソフトウェアリポジトリを更新します。

    zypper ref
  3. 使用できるパッチをリストします。

    zypper list-patches
  4. 適用可能なすべてのパッチを適用します。

    zypper patch

    このコマンドはパッチを適用するだけです。未適用の更新をすべて更新するには、代わりにzypper upを使用します。

  5. spacewalkサービスを再起動します。

    spacewalk-service start

    パッチ更新が再起動を推奨している場合、再起動します。

デフォルトでは、zypperは、10分ごとにリポジトリを更新します(/etc/zypp/zypp.confrepo.refresh.delayを参照)。 autorefreshは無効になっている場合、zypper refを実行してすべてのリポジトリを更新します。

SUSE Manager 4.1以降では、spacewalk-schema-upgradeは不要になりました。

スキーマのアップグレードは、spacewalk-service startを使用してspacewalkサービスが開始されると自動的に実行されます。

パッケージの更新の影響を受けるサービスは更新後に自動で再起動されません。 これらのサービスは、潜在的な障害を回避するために、手動で再起動する必要があります。 zypper psを使用して、古いコードを使用していて再起動が必要なアプリケーションを確認してください。