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documentation.suse.com / ガイド / Windows管理者のチートシート
適用項目 SUSE Linux Enterprise Server for SAP Applications 15 SP5

D Windows管理者のチートシート

D.1 ユーザの管理

ユーザを管理するには、YaSTを起動して、ユーザとグループの管理に切り替えます。YaSTのncursesバージョンを使用するには、sudo /sbin/yast2 usersコマンドを実行します。詳細については、https://documentation.suse.com/sles/html/SLES-all/cha-yast-userman.html/を参照してください。

D.2 管理者特権の割り当て

Linuxでは、管理者特権が/etc/sudoersファイルで定義されます。YaSTを使用して管理者特権を管理できます。sudo zypper in yast2-sudoコマンドを使用して、必要なYaSTモジュールをインストールします。YaSTを起動して、Sudoセクションに切り替えます。YaSTのncursesバージョンを使用するには、sudo /sbin/yast2 sudoコマンドを実行します。詳細については、https://documentation.suse.com/sles/single-html/SLES-administration/#cha-adm-sudo/を参照してください。

D.3 システムサービスの管理

YaSTのサービスマネージャモジュールを使用して、有効なサービスを表示および管理します。YaSTのncursesバージョンを使用するには、sudo /sbin/yast2 services-managerコマンドを実行します。詳細については、https://documentation.suse.com/sles/single-html/SLES-administration/#cha-systemd/を参照してください。

D.4 ファイアウォール設定の管理

YaSTのファイアウォールモジュールを使用すると、ファイアウォールの設定を管理できます。YaSTのncursesバージョンを使用するには、sudo /sbin/yast2 firewallコマンドを実行します。

SUSE Linux Enterpriseのファイアウォールを使用すると、各インタフェースのルールを個別に設定できます。ファイアウォール設定でマスカレード、ポート転送、ブロードキャストを有効にすることもできます。詳細については、https://documentation.suse.com/sles/html/SLES-all/cha-security-firewall.html/を参照してください。

D.5 Windowsドメインへの参加(Active Directory/SMBファイル共有)

まず、yast2-auth-clientパッケージをインストールします。ユーザのログオンモジュールを使用して、Windowsドメインに参加します。YaSTのncursesバージョンを使用するには、sudo /sbin/yast2 auth-clientコマンドを実行します。詳細については、https://documentation.suse.com/sles/html/SLES-all/cha-security-auth.html/を参照してください。

D.6 パーティションとストレージデバイスの管理

YaSTのパーティション設定モジュールを使用して、パーティションレイアウトを表示または変更します。YaSTのncursesバージョンを使用するには、sudo /sbin/yast2 diskコマンドを実行します。

データ損失を回避するため、パーティションを変更する前にアンマウントしてください! パーティションをアンマウントするには、端末を開いて、mountコマンドを実行します。これは、次のように構成されたエントリのリストを返します: DEVICE on MOUNT_POINT type FILE_SYSTEM_TYPE (FILE_SYSTEM_OPTIONS)。目的のパーティションをアンマウントするには、適切なマウントポイントでsudo umount MOUNT_POINTコマンドを使用します。詳細については、https://documentation.suse.com/sles/html/SLES-all/book-storage.html/を参照してください。

D.7 Windows共有の作成

Linuxでは、SambaはWindows共有を作成できるようにするSMBプロトコルを実装しています。YaSTのSambaサーバモジュールを使用して、SMBサーバを設定します。YaSTのncursesバージョンを使用するには、sudo /sbin/yast2 samba-serverコマンドを実行します。詳細については、https://documentation.suse.com/sles/15-SP5/html/SLES-all/cha-samba.htmlを参照してください。