クラスターアクセス

/etc/rancher/k3s/k3s.yaml に保存されている kubeconfig ファイルは、Kubernetes クラスターへのアクセスを構成するために使用されます。kubectl や helm などの上流の Kubernetes コマンドラインツールをインストールしている場合は、正しい kubeconfig パスでそれらを構成する必要があります。これは、KUBECONFIG 環境変数をエクスポートするか、--kubeconfig コマンドラインフラグを使用して行うことができます。詳細は以下の例を参照してください。

KUBECONFIG 環境変数を利用する方法:

export KUBECONFIG=/etc/rancher/k3s/k3s.yaml
kubectl get pods --all-namespaces
helm ls --all-namespaces

または、コマンドで kubeconfig ファイルの場所を指定する方法:

kubectl --kubeconfig /etc/rancher/k3s/k3s.yaml get pods --all-namespaces
helm --kubeconfig /etc/rancher/k3s/k3s.yaml ls --all-namespaces

kubectl を使用して外部からクラスターにアクセスする

クラスター外にあるマシンに /etc/rancher/k3s/k3s.yaml~/.kube/config としてコピーします。その後、server フィールドの値を K3s サーバーの IP または名前に置き換えます。これで kubectl は K3s クラスターを管理できるようになります。