28 管理クラスタ #
このセクションでは、あるEdgeプラットフォームバージョンから別のバージョンに
管理クラスタをアップグレードする方法に関連する さまざまなDay
2操作を実行する方法について説明します。
Day 2操作は、Upgrade Controller (第20章 「Upgrade Controller」)によって自動化され、以下のものが含まれます。
SL Micro (第7章 「SLE Micro」) OSアップグレード
RKE2 (第14章 「RKE2」)/K3s (第13章 「K3s」)アップグレード
SUSEの追加のコンポーネント(Rancher、Neuvectorなど)のアップグレード
28.1 前提条件 #
管理クラスタをアップグレードする前に、次の前提条件が満たされている必要があります。
SCC登録ノード- クラスタのノードのOSが、アップグレースするEdgeリリース(45.1項 「要約」)で指定されているOSバージョンをサポートするサブスクリプションキーで登録されていることを確認してください。Upgrade Controller-Upgrade Controllerが管理クラスタにデプロイされていることを確認します。インストール手順については、「Upgrade Controllerのインストール」 (20.2項 「Upgrade Controllerのインストール」)を参照してください。
28.2 アップグレード #
管理クラスタをアップグレードするEdgeリリース(45.1項 「要約」)バージョンを決定します。管理クラスタに、目的のリリースバージョンを指定するUpgradePlanをデプロイします。UpgradePlanはUpgrade Controllerのネームスペースにデプロイされる必要があります。kubectl apply -n <upgrade_controller_namespace> -f - <<EOF apiVersion: lifecycle.suse.com/v1alpha1 kind: UpgradePlan metadata: name: upgrade-plan-mgmt-3-1-X spec: # Version retrieved from release notes releaseVersion: 3.1.X EOF注記UpgradePlanに追加の設定を行うユースケースがある場合があります。すべての考えられる設定については、「UpgradePlan」 (20.4.1項 「UpgradePlan」)セクションを参照してください。Upgrade ControllerのネームスペースにUpgradePlanをデプロイすると、アップグレードプロセスが開始されます。注記実際の
アップグレードプロセスの詳細については、「Upgrade Controllerの仕組み」(20.3項 「Upgrade Controllerの仕組み」)を参照してください。アップグレードプロセスの追跡方法については、 「アップグレードプロセスの追跡」(20.5項 「アップグレードプロセスの追跡」)を参照してください。