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documentation.suse.com / SUSE Linux Enterprise Serverマニュアル / 導入ガイド / このガイドについて
適用項目 SUSE Linux Enterprise Server 12 SP5

このガイドについて

SUSE Linux Enterprise Serverのインストールはさまざまな方法で行うことができます。ここではブート、インストールサーバ、自動インストール、イメージの配置の組み合わせのすべてを説明することはできません。このマニュアルでは、インストールのための導入の適切な方法の選択について説明します。

パートI「インストールの準備」

標準的な導入手順は使用されているアーキテクチャによって異なります。アーキテクチャに関する違いと要件については、この部分を参照してください。

パートII「インストールのワークフロー」

インストール時に必要なほとんどのタスクについてここで説明されています。これには、コンピュータの手動によるセットアップと追加ソフトウェアのインストールが含まれます。

パートIII「インストールサーバのセットアップ」

SUSE® Linux Enterprise Serverは複数の方法でインストールすることができます。通常のメディアインストール以外にも、さまざまなネットワークベースの方法を選択できます。この部では、インストールサーバの設定方法と、インストールするターゲットシステムのブートを準備する方法について説明します。

パートIV「リモートインストール」

この部では、リモートインストールを行う場合の、最も一般的なインストールシナリオについて説明します。一部のアプローチでは、ユーザの介入やターゲットシステムへのある程度の物理アクセスが必要になりますが、残りのアプローチは完全に自動実行されます。ご使用のシナリオにどのアプローチが最適かを見極めてください。

パートV「初期のシステム設定」

インストール後のシステムの設定方法について説明します。この部では、ハードウェアコンポーネントの設定、ソフトウェアのインストールと削除、ユーザ管理、YaSTでの設定変更など、一般的なタスクについて説明します。

パートVI「SUSE Linux Enterpriseの更新とアップグレード」

この部では、専門用語、SUSE製品ライフサイクルとサービスパックのリリース、および推奨されるアップグレードポリシーに関するいくつかのバックグラウンド情報について説明します。

1 必要な背景知識

このガイドラインで扱える範囲を維持するために、一定の技術的想定を行っています。

  • 十分なコンピュータの使用経験があり、一般的な技術用語を知っている。

  • ユーザのシステムについてのドキュメント、およびシステムにつながるネットワークに精通している。

  • Linuxシステムについての基本的な理解がある。

2 利用可能なマニュアル

注記
注記: オンラインヘルプと最新のアップデート

製品に関するマニュアルは、https://documentation.suse.com/からご利用いただけます。最新のアップデートもご利用いただけるほか、マニュアルをさまざまな形式でブラウズおよびダウンロードすることができます。

また、製品マニュアルは通常、/usr/share/doc/manualの下にあるインストール済みシステムから入手できます。

この製品の次のマニュアルを入手できます。

インストールクイックスタート

システム要件を一覧にし、DVDまたはISOイメージからのSUSE Linux Enterprise Serverのインストールをステップごとに順を追って説明します。

導入ガイド

単一または複数のシステムをインストールする方法および展開インフラストラクチャに製品本来の機能を活用する方法を示します。ローカルインストールまたはネットワークインストールサーバの使用から、リモート制御の高度にカスタマイズされた自動リモートインストール技術による大規模展開まで、多様なアプローチから選択できます。

管理ガイド

当初のインストールシステムの保守、監視、およびカスタマイズなど、システム管理タスクについて説明します。

Virtualization Guide

仮想化技術全般について説明し、仮想化統合インタフェースであるlibvirt、および特定のハイパーバイザの詳細情報を紹介します。

ストレージ管理ガイド

SUSE Linux Enterprise Serverサーバでストレージデバイスを管理する方法を説明します。

AutoYaST

AutoYaSTは、インストールおよび設定データを含むAutoYaSTプロファイルを使用した、無人大規模展開SUSE Linux Enterprise Serverシステム用のシステムです。マニュアルに従って、自動インストールの基本的な手順(準備、インストール、および設定)を実行できます。

Security and Hardening Guide

システムセキュリティの基本概念を紹介し、ローカルセキュリティ/ネットワークセキュリティの両方の側面を説明します。AppArmorなど製品に付属するセキュリティソフトウェアや、セキュリティ関連イベントの情報を確実に収集する監査システムの使用方法を説明します。

Hardening Guide

セキュアなSUSE Linux Enterprise Server、およびそのインストールのセキュリティを保護し強化するために必要なその他のポストインストールプロセスのインストールおよび設定について詳しく説明します。セキュリティ関連の選択や決定を行う管理者をサポートします。

System Analysis and Tuning Guide

問題の検出、解決、および最適化に関する管理者ガイド。ツールの監視によってシステムを検査および最適化する方法およびリソースを効率的に管理する方法を見つけることができます。よくある問題と解決、および追加のヘルプとドキュメントリソースの概要も含まれています。

SMT Guide

登録管理ツール(SUSEカスタマーセンターの代理システムで、リポジトリと登録ターゲットが含まれる)の管理者ガイド。ローカルSMTサーバのインストールと設定、リポジトリのミラーリングと管理、クライアントマシンの管理を行う方法、およびSMTを使用するようにクライアントを設定する方法について説明します。

GNOMEユーザガイド

SUSE Linux Enterprise ServerのGNOMEデスクトップについて紹介します。デスクトップの使用および設定方法と、キータスクの実行方法を説明します。主として、デフォルトのデスクトップとしてGNOMEを効率的に使用したいと考えるエンドユーザ向けです。

3 フィードバック

次のフィードバックチャネルがあります。

バグと機能拡張の要求

ご使用の製品に利用できるサービスとサポートのオプションについては、http://www.suse.com/support/を参照してください。

openSUSEのヘルプはコミュニティによって提供されています。詳細については、「https://en.opensuse.org/Portal:Support」を参照してください。

製品コンポーネントのバグを報告するには、https://scc.suse.com/support/requestsにアクセスしてログインし、Create New (新規作成)をクリックします。

ユーザからのコメント

本マニュアルおよびこの製品に含まれているその他のマニュアルについて、皆様のご意見やご要望をお寄せください。各ヘッドラインの横にあるバグを報告リンクを使用し、SUSE Bugzillaを介してフィードバックを提供してください。

メール

この製品のドキュメントについてのフィードバックは、doc-team@suse.com宛のメールでも送信できます。ドキュメントのタイトル、製品のバージョン、およびドキュメントの発行日を明記してください。エラーの報告または機能拡張の提案では、問題について簡潔に説明し、対応するセクション番号とページ(またはURL)をお知らせください。

4 マニュアルの表記規則

このマニュアルでは、次の通知と表記規則が使用されています。

  • /etc/passwd:ディレクトリ名とファイル名

  • PLACEHOLDER:PLACEHOLDERは、実際の値で置き換えられます

  • PATH:環境変数PATH

  • ls--help:コマンド、オプション、およびパラメータ

  • user:ユーザまたはグループ

  • package name:パッケージの名前

  • Alt, AltF1 :使用するキーまたはキーの組み合わせ、キーはキーボード上と同様、大文字で表示される

  • ファイルファイル › 名前を付けて保存: メニュー項目、ボタン

  • AMD/Intel この説明は、AMD64/Intel 64アーキテクチャにのみ当てはまります。矢印は、テキストブロックの先頭と終わりを示します。

    IBM Z, POWER この説明は、ZおよびPOWERの各IBMアーキテクチャにのみ当てはまります。矢印は、テキストブロックの先頭と終わりを示します。

  • Dancing Penguins (「Penguins」の章、↑他のマニュアル):他のマニュアルの章への参照です。

  • root特権で実行する必要のあるコマンド。多くの場合、これらのコマンドの先頭にsudoコマンドを置いて、特権のないユーザとしてコマンドを実行することもできます。

    root # command
    tux > sudo command
  • 特権のないユーザでも実行できるコマンド。

    tux > command
  • 通知

    警告
    警告: 警告の通知

    続行する前に知っておくべき、無視できない情報。セキュリティ上の問題、データ損失の可能性、ハードウェアの損傷、または物理的な危険について警告します。

    重要
    重要: 重要な通知

    続行する前に知っておくべき重要な情報。

    注記
    注記: メモの通知

    追加情報。たとえば、ソフトウェアバージョンの違いに関する情報です。

    ヒント
    ヒント: ヒントの通知

    ガイドラインや実際的なアドバイスなどの役に立つ情報。