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適用項目 SUSE Enterprise Storage 7.1

3 Cephダッシュボードユーザと役割の管理

コマンドラインでCephコマンドを使用して実行するダッシュボードユーザ管理については、第11章 「コマンドラインによるユーザと役割の管理ですでに紹介しています。

このセクションでは、ダッシュボードWebユーザインタフェースを使用してユーザアカウントを管理する方法について説明します。

3.1 ユーザの一覧

ページの右上隅にある[ユーザ管理Imageユーティリティメニューのをクリックし、ユーザ管理を選択します。

リストに含まれる情報は、各ユーザのユーザ名、フルネーム、メールアドレス、割り当てられた役割の一覧、役割が有効化どうか、および、パスワード失効日です。

ユーザの管理
図 3.1: ユーザの管理

3.2 新しいユーザの追加

新しいユーザを追加するには、テーブル見出しの左上の作成をクリックします。ユーザ名、パスワード、およびオプションで氏名と電子メールを入力します。

ユーザの追加
図 3.2: ユーザの追加

事前定義された役割をユーザに割り当てるには、小さいペンのアイコンをクリックします。Create User (ユーザの作成)をクリックして確認します。

3.3 ユーザの編集

ユーザのテーブル行をクリックして選択を強調表示します。編集を選択して、ユーザに関する詳細を編集します。ユーザの編集をクリックして確認します。

3.4 ユーザの削除

ユーザのテーブル行をクリックして選択を強調表示してから、編集の横にあるドロップダウンボックスを選択します。リストから削除を選択してユーザアカウントを削除します。はいチェックボックスをオンにし、Delete User (ユーザの削除)をクリックして確認します。

3.5 ユーザの役割の一覧

ページの右上隅にある[ユーザ管理Imageユーティリティメニューのをクリックし、ユーザ管理を選択します。続いて、役割タブをクリックします。

このリストには、各役割の名前、説明、およびシステム役割であるかどうかが含まれます。

ユーザの役割
図 3.3: ユーザの役割

3.6 カスタム役割の追加

新しいカスタム役割を追加するには、テーブル見出しの左上の作成をクリックします。名前説明を入力し、許可の横で、適切な許可を選択します。

ヒント
ヒント: カスタム役割の消去

カスタムユーザ役割を作成し、後でceph-salt purgeコマンドを使ってCephクラスタを削除する場合、まずカスタム役割を消去する必要があります。詳細については、13.9項 「Cephクラスタ全体の削除」を参照してください。

役割の追加
図 3.4: 役割の追加
ヒント
ヒント: 複数の有効化

トピック名の前にあるチェックボックスをオンにすると、そのトピックの許可がすべて有効になります。すべてチェックボックスをオンにすると、すべてのトピックの許可がすべて有効になります。

Create Role (役割の作成)をクリックして確認します。

3.7 カスタム役割の編集

カスタムの役割の説明と許可を編集するには、ユーザのテーブル行をクリックして選択を強調表示し、テーブル見出しの左上の編集を選択します。役割の編集をクリックして確認します。

3.8 カスタム役割の削除

役割のテーブル行をクリックして選択を強調表示してから、編集の横にあるドロップダウンボックスを選択します。リストから削除を選択して役割を削除します。はいチェックボックスをオンにし、Delete Role (役割の削除)をクリックして確認します。