パート I Cephダッシュボード #
- 1 Cephダッシュボードについて
CephダッシュボードはWebベースのCeph管理/監視用ビルトインアプリケーションで、クラスタの様々な側面とオブジェクトを管理します。第7章 「
ceph-salt
を使用したブートストラップクラスタの展開」で基本的なクラスタが展開されると、ダッシュボードは自動的に有効化されます。- 2 ダッシュボードのWebユーザインタフェース
Cephダッシュボードにログインするには、ポート番号を含むCephダッシュボードのURLをブラウザに与えます。アドレスを確認するには、次のコマンドを実行します。
- 3 Cephダッシュボードユーザと役割の管理
コマンドラインでCephコマンドを使用して実行するダッシュボードユーザ管理については、第11章 「コマンドラインによるユーザと役割の管理」ですでに紹介しています。
- 4 クラスタの内部情報の表示
- 5 プールの管理
Cephのプールの全般的な情報については、第18章 「ストレージプールの管理」を参照してください。イレージャコーディングプールに固有の情報については、第19章 「イレージャコーディングプール」を参照してください。
- 6 RADOS Block Deviceの管理
利用可能なすべてのRBD (RADOS Block Devices)を一覧にするには、メインメニューから
› をクリックします。- 7 NFS Ganeshaの管理
NFS Ganeshaは、NFSバージョン4.1以降をサポートしています。NFSバージョン3はサポートしていません。
- 8 CephFSの管理
CephFSの詳細情報については、第23章 「クラスタファイルシステム」を参照してください。
- 9 Object Gatewayの管理
Cephダッシュボード上でObject Gatewayのフロントエンドにアクセスしようとすると、次の通知が表示される場合があります。
- 10 手動設定
このセクションでは、コマンドラインでダッシュボードを手動で設定したいユーザ向けの詳細情報を紹介します。
- 11 コマンドラインによるユーザと役割の管理
このセクションでは、Cephダッシュボードによって使用されるユーザアカウントを管理する方法について説明します。これは、ユーザアカウントを作成または変更する場合や、適切なユーザ役割と許可を設定する場合に役立ちます。