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SUSE Linux Enterprise High Availability Extension 12 SP5

管理ガイド

概要

このガイドは、SUSE® Linux Enterprise High Availability Extensionを使用してクラスタを設定、構成、および管理する必要がある管理者を対象にしています。構成と管理をすばやく効率的に行うため、High Availability Extensionにはグラフィカルユーザインタフェース(GUI)とコマンドラインインタフェース(CLI)の両方が備わっています。主要なタスクである、両方のアプローチ(GUIおよびCLI)の実行については、このガイドで詳細に説明されています。これにより、管理者は、ニーズを満たす適切なツールを選択できるようになります。

著者: Tanja RothThomas Schraitle
発行日: 2024 年 9 月 29 日
このガイドについて
利用可能なマニュアル
フィードバック
マニュアルの表記規則
本マニュアルの作成について
I インストール、セットアップ、およびアップグレード
1 製品の概要
1.1 拡張としての提供
1.2 主な機能
1.3 利点
1.4 クラスタ設定: ストレージ
1.5 アーキテクチャ
2 システム要件と推奨事項
2.1 ハードウェア要件
2.2 ソフトウェアの必要条件
2.3 ストレージ要件
2.4 その他の要件と推奨事項
3 High Availability Extensionのインストール
3.1 手動インストール
3.2 AutoYaSTによる大量インストールと展開
4 YaSTクラスタモジュールの使用
4.1 用語の定義
4.2 YaSTクラスタモジュール
4.3 通信チャネルの定義
4.4 認証設定の定義
4.5 すべてのノードへの設定の転送
4.6 クラスタノード間の接続ステータスの同期
4.7 サービスの設定
4.8 クラスタをオンラインにする
5 クラスタアップグレードとソフトウェアパッケージの更新
5.1 用語集
5.2 最新の製品バージョンへのクラスタアップグレード
5.3 クラスタノード上のソフトウェアパッケージの更新
5.4 その他の情報
II 設定および管理
6 設定および管理の基本事項
6.1 ユースケースのシナリオ
6.2 クォーラムの判断
6.3 クラスタリソース
6.4 リソース監視
6.5 リソースの制約
6.6 リモートホストでのサービスの管理
6.7 システムヘルスの監視
6.8 その他の情報
7 Hawk2を使用したクラスタリソースの設定と管理
7.1 Hawk2の要件
7.2 ログイン
7.3 Hawk2の概要: 主な構成要素
7.4 グローバルクラスタオプションの設定
7.5 クラスタリソースの設定
7.6 制約の設定
7.7 クラスタリソースの管理
7.8 クラスタの監視
7.9 バッチモードの使用
7.10 クラスタ履歴の表示
7.11 クラスタヘルスの確認
8 クラスタリソースの設定と管理(コマンドライン)
8.1 crmsh - 概要
8.2 Corosync設定の管理
8.3 グローバルクラスタオプションの設定
8.4 クラスタリソースの設定
8.5 クラスタリソースの管理
8.6 cib.xmlから独立したパスワードの設定
8.7 履歴情報の取得
8.8 詳細
9 リソースエージェントの追加または変更
9.1 STONITHエージェント
9.2 OCFリソースエージェントの作成
9.3 OCF戻りコードと障害回復
10 フェンシングとSTONITH
10.1 フェンシングのクラス
10.2 ノードレベルのフェンシング
10.3 STONITHのリソースと環境設定
10.4 フェンシングデバイスの監視
10.5 特殊なフェンシングデバイス
10.6 基本的な推奨事項
10.7 詳細
11 ストレージ保護とSBD
11.1 概念の概要
11.2 SBDの手動設定の概要
11.3 要件
11.4 SBDデバイスの数
11.5 タイムアウトの計算
11.6 ウォッチドッグのセットアップ
11.7 デバイスでのSBDの設定
11.8 ディスクレスSBDの設定
11.9 SBDとフェンシングのテスト
11.10 ストレージ保護のための追加メカニズム
11.11 その他の情報
12 アクセス制御リスト
12.1 要件と前提条件
12.2 クラスタでのACLの使用の有効化
12.3 ACLの基\'96\'7b事項
12.4 Hawk2によるACLの設定
12.5 crmshによるACLの設定
13 ネットワークデバイスボンディング
13.1 YaSTによるボンディングデバイスの設定
13.2 ボンディングスレーブのホットプラグ
13.3 その他の情報
14 負荷バランス
14.1 概念の概要
14.2 Linux仮想サーバによる負荷分散の設定
14.3 HAProxyによる負荷分散の設定
14.4 その他の情報
15 Geoクラスタ(マルチサイトクラスタ)
16 保守タスクの実行
16.1 クラスタノードを切断する意味
16.2 保守タスクのためのさまざまなオプション
16.3 保守作業の準備と終了
16.4 クラスタを保守モードにする
16.5 ノードを保守モードにする
16.6 ノードをスタンバイモードにする
16.7 リソースを保守モードにする
16.8 リソースを非管理対象モードにする
16.9 保守モード中のクラスタノードの再起動
III ストレージおよびデータレプリケーション
17 分散ロックマネージャ(DLM:Distributed Lock Manager)
17.1 DLM通信のプロトコル
17.2 DLMクラスタリソースの設定
18 OCFS2
18.1 特長と利点
18.2 OCFS2のパッケージと管理ユーティリティ
18.3 OCFS2サービスとSTONITHリソースの設定
18.4 OCFS2ボリュームの作成
18.5 OCFS2ボリュームのマウント
18.6 Hawk2でのOCFS2リソースの設定
18.7 OCFS2ファイルシステム上でクォータを使用する
18.8 詳細情報
19 GFS2
19.1 GFS2パッケージおよび管理ユーティリティ
19.2 GFS2サービスとSTONITHリソースの設定
19.3 GFS2ボリュームの作成
19.4 GFS2ボリュームのマウント
20 DRBD
20.1 概念の概要
20.2 DRBDサービスのインストール
20.3 DRBDサービスの設定
20.4 DRBD 8から DRBD 9への移行
20.5 スタックされたDRBDデバイスの作成
20.6 リソースレベルのフェンシングの使用
20.7 DRBDサービスのテスト
20.8 DRBDのチューニング
20.9 DRBDのトラブルシュート
20.10 詳細情報
21 Cluster Logical Volume Manager(cLVM)
21.1 概念の概要
21.2 cLVMの環境設定
21.3 有効なLVM2デバイスの明示的な設定
21.4 詳細
22 クラスタマルチデバイス(Cluster MD)
22.1 概念の概要
22.2 クラスタ化されたMD RAIDデバイスの作成
22.3 リソースエージェントの設定
22.4 デバイスの追加
22.5 一時的に障害が発生したデバイスの再追加
22.6 デバイスの削除
23 Sambaクラスタリング
23.1 概念の概要
23.2 基本的な設定
23.3 Active Directoryドメインへの追加
23.4 クラスタ対応Sambaのデバッグとテスト
23.5 その他の情報
24 Relax-and-Recover (Rear)による障害復旧
24.1 概念の概要
24.2 Rearおよびバックアップソリューションのセットアップ
24.3 復旧インストールシステムの作成
24.4 復旧プロセスのテスト
24.5 障害からの復旧
24.6 その他の情報
IV 付録
A トラブルシューティング
A.1 インストールと最初のステップ
A.2 ログ記録
A.3 リソース
A.4 STONITHとフェンシング
A.5 履歴
A.6 Hawk2
A.7 その他
A.8 その他の情報
B 命名規則
C クラスタ管理ツール(コマンドライン)
D rootアクセスなしでのクラスタレポートの実行
D.1 ローカルユーザアカウントの作成
D.2 パスワード不要のSSHアカウントの設定
D.3 sudoの設定
D.4 クラスタレポートの生成
用語集
E GNU Licenses
E.1 GNU Free Documentation License
図の一覧
1.1 3サーバクラスタ
1.2 1台のサーバに障害が発生した後の3サーバクラスタ
1.3 一般的なファイバチャネルクラスタの設定
1.4 一般的なiSCSIクラスタの設定
1.5 共有ストレージなしの一般的なクラスタ設定
1.6 アーキテクチャ
4.1 YaSTクラスタ - マルチキャスト設定
4.2 YaSTクラスタ - ユニキャスト設定
4.3 YaSTクラスタ - セキュリティ
4.4 YaSTクラスタ - Csync2
4.5 YaSTクラスタ - conntrackd
4.6 YaSTクラスタ - サービス
6.1 グループリソース
7.1 Hawk2 - クラスタの設定
7.2 Hawk2 - Apache Webサーバ用のウィザード
7.3 Hawk2 - プリミティブリソース
7.4 Hawk2 - プリミティブリソースの編集
7.5 Hawk2 - STONITHリソース
7.6 Hawk2 - リソースグループ
7.7 Hawk2 - クローンリソース
7.8 Hawk2 - マルチステートリソース
7.9 Hawk2 - タグ
7.10 Hawk2 - リソース詳細
7.11 Hawk2 - 場所制約
7.12 Hawk2 - コロケーション制約
7.13 Hawk2 - 順序制約
7.14 Hawk2 - コロケーション制約の2つのリソースセット
7.15 Hawk2 - クラスタの状態
7.16 1クラスタサイトのHawk2ダッシュボード(amsterdam)
7.17 Hawk2バッチモードが有効
7.18 Hawk2のバッチモード—注入されたイベントと設定の変更
7.19 Hawk2 - 履歴エクスプローラーのメインビュー
14.1 YaST IP負荷分散 - グローバルパラメータ
14.2 YaST IP負荷分散 - 仮想サービス
20.1 Linux内でのDRBDの位置
20.2 リソースの環境設定
20.3 リソースのスタッキング
21.1 cLVMによるiSCSIのセットアップ
23.1 CTDBクラスタの構造

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