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10 Metal3

Metal3は、Kubernetesにベアメタルインフラストラクチャ管理機能を提供するCNCFプロジェクトです。

Metal3は、Redfishなどのアウトオブバンドプロトコルを介した管理をサポートするベアメタルサーバのライフサイクルを管理するためのKubernetesネイティブリソースを提供します。

また、Cluster API (CAPI)も十分にサポートされています。 これにより、広く採用されているベンダニュートラルなAPIを使用して、複数のインフラストラクチャプロバイダにわたってハードウェアリソースを管理できます。 Cluster APIはマシンオブジェクトのインフラストラクチャバックエンドとしてMetal3を使用します。

10.1 SUSE EdgeでのMetal3の用途

SUSE Edgeはサーバなどの物理ハードウェアのライフサイクル管理にMetal3 を使用します。ハードウェアはMetal3がサポートするアウトオブバンド管理プロトコル(例: Redfish)をサポートしている必要があります。SUSE Edge管理クラスタがダウンストリームクラスタをプロビジョニングまたはプロビジョニング解除する場合、Metal3はRedfishを介してサーバのBMCと通信します。この通信には通常、次のアクションが含まれます。

  • 仮想メディアのマウントとアンマウント

  • サーバの電源オン、オフ、リセット

このアプローチはターゲットハードウェアがアウトオブバンド管理をサポートしていて、完全に自動化されたインフラストラクチャ管理フローが望まれるシナリオで役立ちます。

Metal3とCAPIは、自動化された検査、クリーニング、プロビジョニング/プロビジョニング解除を含む、ベアメタルサーバのインベントリおよび状態管理を可能にする宣言型APIを提供します。

10.2 既知の問題

  • アップストリームのIPアドレス管理コントローラは、弊社の選択したネットワーク設定ツールとの互換性がまだないため、現在サポートされていません。ただし、metal3-ipam-systemネームスペースでホストされるipam-controller-managerPodは必要です。CAPM3がipam CRDの存在を必要とするためです。

  • 関連して、IPAMリソースとMetal3DataTemplateのnetworkDataフィールドはサポートされていません。

  • redfish-virtualmediaを介したデプロイメントのみが現在サポートされています。