適用項目 SUSE Linux Enterprise Server 12 SP5
4 YaST #
YaSTは、SUSE Linux Enterprise Server用のインストールおよび設定ツールです。グラフィカルインタフェースを備えており、インストール中でもインストール後でもシステムをすばやくカスタマイズできます。YaSTを使用して、ハードウェアのセットアップ、ネットワークやシステムサービスの設定、セキュリティ設定を行うことができます。
4.1 高度なキーの組み合わせ #
YaSTでは高度なキーの組み合わせを使用できます。
- Print Screen
スクリーンショットを作成して保存します。YaSTを特定のデスクトップ環境で実行している場合、使用できないことがあります。
- Shift–F4
視覚に障害のあるユーザ向けに最適化されたカラーパレットを有効/無効にします。
- Shift–F7
デバッグメッセージのログを有効/無効にします。
- Shift–F8
ファイルダイアログを開いて、ログファイルを標準の場所以外に保存します。
- Ctrl–Shift–Alt–D
DebugEventを送信します。YaSTモジュールは特殊なデバッグアクションを実行してこれに応答できます。結果は特定のYaSTモジュールによって異なります。
- Ctrl–Shift–Alt–M
マクロレコーダを開始/停止します。
- Ctrl–Shift–Alt–P
マクロを再生します。
- Ctrl–Shift–Alt–S
スタイルシートエディタを表示します。
- Ctrl–Shift–Alt–T
ウィジェットツリーをログファイルにダンプします。
- Ctrl–Shift–Alt–X
ターミナルウィンドウ(xterm)を開きます。VNCを使用したインストールプロセスで便利です。
- Ctrl–Shift–Alt–Y
ウィジェットツリーブラウザを表示します。