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documentation.suse.com / SUSE Linux Enterprise Serverマニュアル / 管理ガイド / Linuxシステムのブート
適用項目 SUSE Linux Enterprise Server 15 SP6

パート II Linuxシステムのブート

  • 16 ブートプロセスの概要
  • Linuxシステムのブートには、さまざまなコンポーネントとタスクが関係しています。マシンのアーキテクチャに依存する、ファームウェアとハードウェアの初期化プロセスの後、ブートローダGRUB 2でカーネルを起動します。この時点以降、ブートプロセスはオペレーティングシステムの制御下に入り、systemdによって処理されます。systemdは、日常的な使用、保守、または緊急時のために設定をブートする一連のターゲットを提供します。

  • 17 UEFI (Unified Extensible Firmware Interface)
  • UEFI (Unified Extensible Firmware Interface) は、システムハードウェアに付属のファームウェア、システムのすべてのハードウェアコンポーネント、およびオペレーティングシステムの間のインタフェースです。

  • 18 ブートローダGRUB 2
  • この章では、SUSE® Linux Enterprise Serverで使用されているブートローダGRUB 2の設定方法について説明します。これは、現在GRUB Legacyと呼ばれる従来のGRUBブートローダの後継バージョンです。GRUB 2は、SUSE® Linux Enterprise Serverのバージョン 12以降でデフォルトのブートローダとして使用されています。YaSTモジュールは、最も重要な設定を行うために使用できます。ブート手順は、総じて第16章 「ブートプロセスの概要で説明しています。UEFIマシンでのセキュアブートのサポートの詳細については、第17章 「UEFI (Unified Extensible Firmware Interface)を参照してください。

  • 19 systemdデーモン
  • systemdは、システムを初期化します。このプロセスのIDは1です。systemdはカーネルによって直接起動され、通常はプロセスを強制終了するシグナル9が使えないようにします。他のすべてのプログラムは、systemdまたは子プロセスのいずれかによって直接起動されます。systemdは、System V initデーモンの後継であり、(initスクリプトのサポートにより)System V initと完全に互換性があります。