documentation.suse.com / SUSE Edgeドキュメント / トラブルシューティング / サポートのための診断情報の収集

51 サポートのための診断情報の収集

SUSEサポートに連絡する場合は、包括的な診断情報を提供することが重要です。

収集すべき重要な情報
  • 問題の詳細な説明: 何が起こったか、いつ起こったか、その際に何をしていたのか、どのような動作が期待されるか、実際の動作はどのようなものか?

  • 再現する手順: 問題を忠実に再現できますか? 再現できる場合は、正確な手順をリストしてください。

  • コンポーネントのバージョン: SUSE Edgeバージョン、コンポーネントのバージョン(RKE2/K3、EIB、Metal3、Elemental、..)。

  • 関連するログ:

    • journalctlの出力(可能な場合はサービス別にフィルタリング、または完全な起動ログ)。

    • Kubernetes Podのログ(kubectlログ)。

    • Metal³/Elementalコンポーネントのログ。

    • EIB構築ログおよびその他のログ。

  • システム情報:

    • uname -a

    • df -h

    • ip a

    • /etc/os-release

  • 設定ファイル: Elemental、Metal3、EIBに関連する設定ファイル(Helmチャート値、configmapなど)。

  • Kubernetes情報: ノード、サービス、デプロイメントなど。

  • 影響を受けるKubernetesオブジェクト: BMH、MachineRegistrationなど。

収集方法
  • ログの場合: コマンド出力をファイルにリダイレクトします(例: journalctl -u k3s > k3s_logs.txt)。

  • Kubernetesリソースの場合: kubectl get <resource> -o yaml > <resource_name>.yamlを使用して、詳細なYAML定義を取得します。

  • システム情報の場合: 上記のコマンドの出力を収集します。

  • SL Microの場合: supportconfigを使用してサポートのためのシステム情報を収集する方法については、SUSE Linux Microトラブルシューティングガイドのドキュメントを確認してください。

  • RKE2/Rancher の場合: Rancher v2.x Linuxログコレクタスクリプトを実行するには、Rancher v2.x Linuxログコレクタスクリプトの記事を確認してください。

サポートに問い合わせる. SUSEサポートへの問い合わせ方法の詳細については、「How-to effectively work with SUSE Technical Support (SUSEテクニカルサポートを効果的に活用する方法)」にある記事と、「SUSEテクニカルサポートのハンドブック」にあるサポートハンドブックを参照してください。

Documentation survey