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バックアップと復元

This chapter contains information on the files you need to back up. With the built-in backup and restore solution (mgradm backup) you create SUSE Manager backups. Information about restoring from your backups in the case of a system failure completes this chapter.

SUSE Managerはデータベース、およびインストールされたプログラムと設定に依存しているため、インストールのすべてのコンポーネントをバックアップすることが重要です。

SUSE Managerインストールを定期的にバックアップして、データ損失を防止し、迅速に回復できるようにしてください。

使用するバックアップ方法にかかわらず、現在のインストールで使用している容量の3 倍以上の空き容量が必要です。 容量が不足するとバックアップが失敗する可能性があるため、頻繁に確認してください。

1. Disable old method with smdba

Skip this section if you installed SUSE Manager 5.0 from scratch.

With the advent of the built-in solution, the old method with the smdba backup tool is deprecated. If you migrated from an old system with smdba to the new solution, you must disable the old funtionality and remove the old backup archives.

Either disable smdba before migrating (recommended) or later on the migrated SUSE Manager 5.0 system.

Procedure: Disabling old method with installed smdba before migration

This procedure only works when smdba is still installed.

+

This will change archive_command in /var/lib/pgsql/data/postgresql.conf as follows:

archive_command = '/bin/true'

Now your old system is ready to be migrated to SUSE Manager 5.0.

Procedure: Disabling old method on SUSE Manager 5.0 after migration

Use this procedure after migration, when smdba is no longer available.

  1. On the container host, as root, edit /var/lib/containers/storage/volumes/var-pgsql/_data/postgresql.conf and set these options:

    archive_mode = off
    archive_command = '/bin/true'
  2. Restart the container:

    mgradm restart

2. SUSE Managerのバックアップ

SUSE Managerのインストールをバックアップする最も包括的な方法は、mgradm backup createコマンドを使用することです。 これにより、バックアップの管理にかかる時間を節約でき、障害発生時に再インストールと再同期をより速く実行できます。 ただし、この方法ではディスク領域がかなり必要になるため、バックアップの実行に時間がかかることがあります。

mgradm backup createコマンドは、ディレクトリへのバックアップを実行します。 このディレクトリは、ローカルストレージでもマウントされたリモートストレージでも構いません。

mgradm backup createコマンドは、バックアップの内容をさまざまな方法でカスタマイズできます。 利用可能なすべてのオプションについては、mgradm backup create --helpを参照してください。

2.1. SUSE Managerのフルバックアップ

SUSE Managerのフルバックアップは、次のコンポーネントのバックアップで構成されます。

  • SUSE Managerボリューム

  • データベースボリューム

  • podmanネットワーク設定

  • podmanシークレット

  • SUSE Manager systemdサービス

  • SUSE Managerコンテナイメージ

SUSE Managerサービスは、フルバックアップの作成中に自動的に停止されます。

プロシージャ: mgradm backup createを使用したフルバックアップの作成
  1. コンテナホストで、rootとして、次のコマンドでバックアップを作成します。

    mgradm backup create $path

    $pathをバックアップ場所へのパスで置き換えます。

2.2. SUSE Managerの部分バックアップ

mgradm backup createツールを使用すると部分バックアップを作成できます。 個々のボリュームまたはすべてのボリュームをスキップしたり、データベースのバックアップやイメージをスキップしたりすることができます。

特にデータベースのバックアップがスキップされた場合、SUSE Managerサービスを停止せずにバックアップが作成され、2段階バックアップ手順の1段階として機能します。

部分バックアップでは、バックアップ/復元の一貫性を保証できません。

プロシージャ: データベースバックアップをスキップして部分バックアップを作成する
  1. コンテナホストで、rootとして、次のコマンドでバックアップを作成します。

    mgradm backup create --skipdatabase $path

    $pathをバックアップ場所へのパスで置き換えます。

プロシージャ: ボリュームをスキップして部分バックアップを作成する
  1. コンテナホストで、rootとして、次のコマンドでバックアップを作成します。

    mgradm backup create --skipvolumes $volumes $path

    $pathをバックアップ場所へのパスで置き換えます。

    $volumesを、バックアップに含めるボリュームの名前、または含めるボリュームのカンマ区切りのリストで置き換えます。

    allを使用すると、データベースボリュームを除くすべてのボリュームをスキップします。

2.3. 追加ボリュームのバックアップ

mgradm backupコマンドは、SUSE Managerボリュームの内部リストを使用します。 インストール中に追加のボリュームが設定された場合、またはバックアップに追加のボリュームを追加する必要がある場合は、--extravolumes $volumesを使用して指定する必要があります。

プロシージャ: 追加のカスタムボリュームを使用したバックアップの作成
  1. コンテナホストで、rootとして、次のコマンドでバックアップを作成します。

    mgradm backup create --extravolumes $volume $path

    $pathをバックアップ場所へのパスで置き換えます。

    $volumesを、バックアップに含めるボリュームの名前、または含めるボリュームのカンマ区切りのリストで置き換えます。

2.4. データベースの手動バックアップの実行

プロシージャ: データベースの手動バックアップの実行
  1. バックアップ用に永続的なストレージ容量を割り当てます。

  2. SUSE Managerコンテナホストのコマンドプロンプトで、rootとして次のコマンドを使用します。

    mgradm backup create --skipvolumes all --skipconfig --skipimages $path

3. 既存のバックアップからSUSE Managerを復元する

SUSE Managerを既存のバックアップから復元すると、復元対象のボリューム、イメージ、および設定のバックアップが列挙されます。バックアップの作成シナリオとは異なり、復元操作では内部のボリュームリストを使用せず、バックアップ内に存在するすべてのボリュームまたはイメージが自動的に検出されます。

復元対象の項目のリストが収集された後で、存在と整合性のチェックが実行されます。存在チェックにより、バックアップの復元によって既存のボリューム、イメージ、または設定が誤って上書きされることが防止されます。整合性チェックは、バックアップ項目のチェックサムを計算することで実行されます。

両方のチェックが成功すると、実際のバックアップの復元が実行されます。

SUSE Managerサービスは、バックアップの復元が完了した後で、自動的に開始されません。

プロシージャ: 既存のバックアップからの復元
  1. コンテナホストで、rootとして、次のコマンドを使用してSUSE Managerサーバを再配備します。

    mgradm backup restore $path
    mgradm start

    $pathをバックアップ場所へのパスで置き換えます。

バックアップの検証は時間がかかる操作になる可能性があります。バックアップの整合性が他の手段で確保されている場合、--skipverifyオプションを使用することで検証をスキップできます。

何らかの理由でバックアップに存在するボリュームの復元をスキップする必要がある場合は、--skipvolumes $volumesオプションを使用できます。

3.1. バックアップ復元後の推奨されるステップ

プロシージャ: SUSE Managerの復元後の推奨されるステップ
  1. SUSE Manager Web UIを使用するか、コンテナ内のコマンドプロンプトでmgr-syncツールを使用して、SUSE Managerリポジトリを再同期します。 製品を再登録するか、登録およびSSL証明書生成セクションをスキップするかを選択できます。

  2. コンテナホストで、/var/lib/containers/storage/volumes/var-spacewalk/_data/packages/を復元する必要があるかどうかを確認します。/var/lib/containers/storage/volumes/var-spacewalk/_data/packages/がバックアップになかった場合は、復元する必要があります。ソースリポジトリが使用できる場合は、完全なチャンネル同期を使用して/var/lib/containers/storage/volumes/var-spacewalk/_data/packages/を復元できます。

    mgrctl exec -ti -- mgr-sync refresh --refresh-channels

Schedule the re-creation of search indexes next time the rhn-search service is started. This command produces only debug messages, it does not produce error messages. On the container host, enter:

+

mgrctl exec -ti -- rhn-search cleanindex