システムグループ
システムグループを使用して、多数のクライアントの管理を簡単にできます。 グループは、更新、設定チャンネル、Saltの状態、または方式の適用など、一括アクションをクライアントで実行するために使用できます。
使用している環境で動作する方法でクライアントをグループに編成できます。 たとえば、オペレーティングシステムがインストールされているクライアント、クライアントがある物理的な場所、または処理しているワークロードの種類を編成できます。 クライアントは、任意の数のグループに属することができるため、さまざまな方法でグループを定義できます。
クライアントをグループに編成している場合、1つまたは複数のグループのすべてのクライアントの更新を実行できます。または、複数のグループに属しているクライアントの更新を実行できます。たとえば、Webサーバソフトウェアが含まれるすべてのクライアント用に1つのグループを定義し、すべてのSLESクライアント用に別のグループを定義できます。その後、Webサーバソフトウェアが含まれるすべてのクライアントの更新を実行したり、両グループに属しているクライアントを使用して、Webサーバソフトウェアが含まれるすべてのSLESクライアントの更新を実行したりできます。
1. グループの作成
グループを使用してクライアントを編成する前にグループを作成する必要があります。
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SUSE ManagerのWeb UIで、
に移動します。 -
グループの作成をクリックします。
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新しいグループの名前と説明を指定します。
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グループの作成をクリックしてグループを保存します。
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必要な各グループで操作を繰り返します。
2. グループにクライアントを追加する
個々のクライアントをグループに追加したり、複数のクライアントを同時に追加できます。
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SUSE ManagerのWeb UIで、
に移動し、追加するクライアントの名前をクリックします。 -
タブに移動します。
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参加するグループを確認し、選択したグループに参加をクリックします。
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SUSE ManagerのWeb UIで、
に移動し、クライアントを追加するグループの名前をクリックします。 -
[
ターゲットシステム
]タブに移動します。 -
追加するクライアントを確認して、システムの追加をクリックします。
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SUSE ManagerのWeb UIで、
に移動し、追加するそれぞれのクライアントを確認します。クライアントがシステムセットマネージャに追加されます。 -
に移動し、[グループ
]タブに移動します。 -
参加するグループを見つけ、[
追加
]にチェックを付けます。 -
メンバーの変更をクリックします。
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確認をクリックして、選択したグループにクライアントを追加します。
システムセットマネージャの詳細については、システムセットマネージャを参照してください。
グループに属しているクライアントを確認できます。そのためには、システム
]タブに移動します。
3. グループの操作
クライアントをグループに編成すると、グループを使用して更新を管理できます。
SUSE ManagerのWeb UIで、
に移動します。 グループ内のいずれかのクライアントに適用できる更新がある場合、リストにアイコンが表示されます。 グループ内のいずれかのクライアントで更新ステータスの確認が無効になっている場合、リストには疑問符アイコンが表示されます。 アイコンをクリックすると、適用できる更新に関する詳細情報が表示され、クライアントに適用されます。同時に複数のグループを操作することも可能です。 操作するグループを選択し、ユニオンで作業するをクリックし、すべての選択グループですべてのクライアントを選択します。
または、両方のグループに属しているクライアントを操作できます。2つ以上のグループを選択し、インターセクションで作業するをクリックし、選択したすべてのグループに存在しているクライアントのみ選択します。たとえば、Webサーバソフトウェアが含まれるすべてのクライアント用に1つのグループがあり、すべてのSLESクライアント用に別のグループがあるとします。これらのグループのインターセクションは、Webサーバソフトウェアが含まれるすべてのSLESクライアントになります。