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ブートストラップスクリプトを使用してクライアントをプロキシに登録する

ブートストラップスクリプトを使用してSUSE Managerプロキシを介してクライアントを登録できます。これは、SUSE Managerサーバにクライアントを直接登録する方法とほぼ同じです。

mgr-bootstrapコマンドラインツールを使用して、SUSE Managerサーバコンテナにブートストラップスクリプトを作成します。 mgr-bootstrapには、プロキシの完全修飾ドメイン名(FQDN)、アクティベーション キー、または GPG キーなどのパラメータが必要です。 プロキシのFQDNは必須です。 その他のパラメータは、特定のセットアップによって異なります。

その後、ブートストラップスクリプトは、クライアントに必要なすべての情報を配備します。

プロシージャ: ブートストラップスクリプトを使用してクライアントをプロキシに登録する
  1. Web UIを使用してSUSE Managerサーバでクライアントアクティベーションキーを作成します。詳細については、アクティベーションキーを参照してください。

  2. サーバのコンテナホストで、コンテナ内で端末を起動します。

    mgrctl term
    1. コンテナ内で、ブートストラップスクリプトを作成するには、たとえば、次のオプションを指定してmgr-bootstrapコマンドを実行します。

      mgr-bootstrap --hostname=SUMA_PROXY --activation-keys=ACTIVATION_KEY \
        --script bootstrap-SUMA_PROXY.sh

      SUMA_PROXYをプロキシのホスト名に置き換えます。

      --scriptオプションを使用すると、ブートストラップスクリプトをわかりやすい名前で保存できます。 必要に応じて、追加のコマンドラインオプションを使用してブートストラップスクリプトをカスタマイズします。 利用可能なオプションを確認するには、コマンドラインからmgr-bootstrap --helpと入力してください。

    2. オプション: 結果として得られたブートストラップスクリプトを編集します。

  3. ブートストラップスクリプトを実行します。 次の2つのオプションがあります。

    • スクリプトをクライアントに転送し、クライアント上で直接実行します。 または、プロキシがリクエストをサーバに転送するため、クライアントはhttp://SUMA_PROXY/pub/bootstrap-SUMA_PROXY.shからスクリプトをダウンロードできます。 SUMA_PROXYをプロキシのホスト名に置き換えます。

    • sshを使用してプロキシからスクリプトを実行します。 SUMA_PROXYをプロキシのホスト名に置き換え、 <client.example.com>をクライアントのホスト名に置き換えます。

    cat /srv/www/htdocs/pub/bootstrap/bootstrap-SUMA_PROXY.sh | ssh root@<client.example.com> /bin/bash