SL Microへのリモートルートログイン
セキュリティを強化するため、SL Micro 6.1以降の新しいインストールでは、パスワードベースのリモートルートログインが許可されなくなりました。これは、SL Micro上で実行しているサーバやプロキシのコンテナホスト、および管理対象SL Microクライアントにも影響します。 また、パスワードベースのリモートルートログインを使用しているSLE Micro 5.5クライアントは、6.1/6.2に移行すると突然このアクセスが失われるため、新たに設定する必要があります。 詳細については、SL Microリリースノート6.1 (https://www.suse.com/releasenotes/x86_64/SL-Micro/6.1/index.html#jsc-SMO-405)を参照してください。
SUSE ManagerプロキシなどのSUSE Managerコンポーネントを配備する際に、デフォルトで、パスワードベースのリモートルートログインが必要です。 パスワードベースのリモートルートログインは次のステップで有効化できます。
プロシージャ: SL Microでのパスワードを使用したSSHルートログインの有効化
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コンテナホストで、トランザクションシェルを起動します。
transactional-update shell-
/usr/etc/ssh/sshd_configファイルで、次のように設定します。PermitRootLogin yes
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新しい設定を保存するには、
exitでシェルを終了します。
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コンテナホストを再起動して新しい設定を有効化します。
transactional-update reboot
transactional-updateの詳細については、https://documentation.suse.com/sle-micro/6.1/html/Micro-transactional-updates/を参照してください。