プロキシへのクライアントの登録
プロキシサーバは、クライアントのためにブローカおよびパッケージキャッシュとして動作できます。クライアントをプロキシに登録する動作は、クライアントをSUSE Managerサーバに直接登録する動作に似ていますが、いくつかの相違点があります。
Web UI、コマンドラインにおけるコマンド、またはブートストラップスクリプトを使用してクライアントをプロキシに登録するための情報が次の各セクションに記載されています。クライアントをあるSUSE Managerプロキシから別のプロキシまたはSUSE Managerサーバに移動する方法もあります。
Web UI内では、クライアントに関する情報をプロキシページに示します。詳細
]タブの[プロキシ
]サブタブを選択できます。
詳細
]タブの[接続
]サブタブを選択できます。
1. プロキシ間でのクライアントの移動
登録プロセスを繰り返すことなく、クライアント(Salt)およびSalt SSH Pushクライアントをプロキシ間で移動することができます。
チェーンされたプロキシを移動することはできません。 チェーンされたプロキシを移動する代わりに、新しいプロキシを作成し、クライアントを移動して、古いプロキシを削除します。 |
-
SUSE ManagerのWeb UIで、プロキシ間で移動するクライアントの[
システムの詳細
]ページに移動します。 -
[
接続
]タブに移動します。次に[プロキシの変更
]リンクをたどって、ドロップダウンメニューを表示します。 -
[
新しいプロキシ
]ドロップダウンメニューから、クライアントの移動先のプロキシを選択し、プロキシの変更をクリックします。
-
SUSE ManagerのWeb UIで、
に移動し、移動するそれぞれのクライアントを確認します。クライアントがシステムセットマネージャに追加されます。 -
に移動し、[ ]タブに移動します。
-
[
新しいプロキシ
]ドロップダウンメニューから、クライアントの移動先のプロキシを選択し、プロキシの変更をクリックします。
system.changeProxy
API呼び出しでも同じ機能を利用できます。
1.1. 背景情報
この機能の効果は、通常のSaltクライアントとSalt SSH Pushクライアントで異なります。
1.1.1. デフォルトのクライアント
この機能は、Salt状態アクションをスケジュールします。これにより、susemanager.conf
Saltクライアント設定ファイルのmaster:
設定が新しいプロキシを指すように変更されます。次に、この機能はSaltクライアントを再起動します。
|
クライアントが再起動して新しいプロキシ経由で再接続すると、サーバはデータベース内のプロキシパスを更新し、チャンネルURLを更新するための別のアクションをスケジュールします。
1.1.2. Salt SSH Pushクライアント
この機能はデータベース内のプロキシパスをただちに更新し、チャンネルURLを更新するための新しいアクションがスケジュールされます。
2. プロキシからサーバへのクライアントの移動
クライアントをプロキシからサーバに移動する場合は、プロキシリストからなし
を選択します。