openEulerクライアントの登録
このセクションでは、openEulerオペレーティングシステムを実行しているクライアントの登録について説明します。
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| AWSで作成する場合、openEulerインスタンスには、 | 
1. ソフトウェアチャンネルの追加
openEulerクライアントをSUSE Multi-Linux Managerサーバに登録する前に、必要なソフトウェアチャンネルを追加して同期する必要があります。
The architectures currently supported are: x86_64 and aarch64.
| 次のセクションでは、 | 
| OS Version | Product Name | 
|---|---|
| openEuler 24.03 | openEuler 24.03-LTS-SP1 (Tech Preview) | 
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SUSE Multi-Linux ManagerのWeb UIで、に移動します。 
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検索バーを使用してクライアントのオペレーティングシステムおよびアーキテクチャに適切な製品を探し、適切な製品にチェックを付けます。 こうすることによって、すべての必須チャンネルに自動的にチェックが付きます。 また、 include recommendedトグルがオンになっている場合、すべての推奨チャンネルにもチェックが付きます。 矢印をクリックして関連製品の一覧を表示し、必要な追加製品にチェックが付いていることを確認します。
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製品の追加をクリックし、製品の同期が完了するまで待機します。 
または、コマンドプロンプトでチャンネルを追加できます。 このプロシージャで必要なチャンネルは次のとおりです。
| OS Version | Base Channel | 
|---|---|
| openEuler 24.03 | openeuler2403-sp1-pool-x86_64 | 
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SUSE Multi-Linux Managerコンテナホストのコマンドプロンプトで、 root として、適切なチャンネルを追加します。 mgrctl exec -- mgr-sync add channel <channel_label_1> mgrctl exec -- mgr-sync add channel <channel_label_2> mgrctl exec -- mgr-sync add channel <channel_label_n>
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同期は自動的に開始されます。 チャンネルを手動で同期する場合、次のコマンドを使用します。 mgrctl exec -- mgr-sync sync --with-children <channel_name>
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続行前に、同期が完了していることを確認してください。 
2. 同期ステータスの確認
To list available logs before tailing, on the container host, run the following command:
mgrctl exec ls /var/log/rhn/reposync/
SUSE Multi-Linux Managerコンテナホストのコマンドプロンプトで、rootとして、チャンネルログファイルの同期を確認します。
mgrctl exec -ti -- tail -f /var/log/rhn/reposync/<channel-label>.log
同期の進行中に各子チャンネルは独自のログを生成します。 同期が完了したことを確認するには、ベースチャンネルと子チャンネルのログファイルをすべて確認する必要があります。
3. アクティベーションキーの作成
openEulerチャンネルと関連付けられているアクティベーションキーを作成する必要があります。
アクティベーションキーの詳細については、アクティベーションキーを参照してください。
5. クライアントでGPGキーを信頼する
オペレーティング システムは、独自のGPGキーを直接信頼するか、少なくとも最小限のシステムでインストールされて出荷されます。 ただし、別のGPGキーで署名されたサードパーティのパッケージは手動で処理する必要があります。 クライアントは、GPGキーを信頼していなくても正常にブートストラップできます。 ただし、キーが信頼されるまで、新しいクライアントツールパッケージをインストールしたり、更新したりできません。
クライアントは、ソフトウェアチャンネルに入力されたGPGキーの情報を使用して信頼済みのキーを管理するようになります。GPGキーの情報が含まれるソフトウェアチャンネルをクライアントに割り当てると、チャンネルを更新したとき、またはこのチャンネルから最初のパッケージをインストールしたときに、そのキーが信頼されます。
ソフトウェアチャンネルページのGPGキーのURLには、「空白」で区切られた複数のキーのURLを含めることができます。 ファイルURLの場合は、ソフトウェアチャンネルを使用する前に、GPGキーファイルをクライアントに配備する必要があります。
Red Hatベースのクライアントのクライアントツールチャンネル用GPG キーは、クライアントの/etc/pki/rpm-gpg/に配備され、ファイルURLで参照できます。
SUSE Liberty LinuxクライアントのGPGキーの場合も同様です。
ソフトウェアチャンネルがクライアントに割り当てられている場合にのみ、システムによってインポートされて信頼されます。
| Debianベースのシステムはメタデータのみに署名するため、単一チャンネルに追加のキーを指定する必要はありません。 リポジトリメタデータの「独自のGPGキーを使用する」で説明されているように、ユーザが独自のGPGキーを設定してメタデータに署名すると、そのキーの配備と信頼が自動的に実行されます。 | 
5.1. ユーザ定義のGPGキー
ユーザは、クライアントに配備するカスタムのGPGキーを定義できます。
いくつかのpillarデータを提供し、SaltファイルシステムにGPGキーファイルを提供することで、自動的にクライアントに配備されます。
これらのキーは、RPMベースのオペレーティングシステムでは/etc/pki/rpm-gpg/に、Debianシステムでは/usr/share/keyrings/に配備されます。
キーを配備するクライアントのpillarキーcustom_gpgkeysを定義し、キーファイルの名前を一覧にします。
cat /srv/pillar/mypillar.sls custom_gpgkeys: - my_first_gpg.key - my_second_gpgkey.gpg
さらに、Saltファイルシステムでは、gpgという名前のディレクトリを作成し、custom_gpgkeys pillarデータで指定された名前のGPGキーファイルを保存します。
ls -la /srv/salt/gpg/ /srv/salt/gpg/my_first_gpg.key /srv/salt/gpg/my_second_gpgkey.gpg
キーは/etc/pki/rpm-gpg/my_first_gpg.keyおよび/etc/pki/rpm-gpg/my_second_gpgkey.gpgでクライアントに配備されます。
最後のステップでは、ソフトウェアチャンネルのGPGキーのURLフィールドにURLを追加します。 に移動し、変更するチャンネルを選択します。 [GPGキーのURL]に値file:///etc/pki/rpm-gpg/my_first_gpg.keyを追加します。
5.2. ブートストラップスクリプトのGPGキー
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SUSE Multi-Linux Managerサーバのコマンドプロンプトで、 /srv/www/htdocs/pub/ディレクトリの内容を確認します。 このディレクトリには、使用できるすべての公開鍵が含まれています。 登録クライアントに割り当てるチャンネルに適用するキーをメモします。
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関連するブートストラップスクリプトを開き、 ORG_GPG_KEY=パラメータを見つけて、必要なキーを追加します。 次に例を示します。uyuni-gpg-pubkey-0d20833e.key 以前保存したキーを削除する必要はありません。 
| クライアントのセキュリティにとってGPGキーを信頼することは重要です。 必要かつ信頼できるキーを決定するのは管理者のタスクです。 GPGキーが信頼されていない場合、ソフトウェアチャンネルをクライアントに割り当てることはできません。 | 
6. クライアントの登録
openEulerクライアントは、その他すべてのクライアントと同じ方法で登録されます。詳細については、クライアントの登録を参照してください。