SLES 15でのライブパッチ処理
SLES 15以降のシステムでは、ライブパッチ処理はklp livepatch
ツールで管理されます。
開始する前に、以下を確認します。
-
SUSE Managerが完全に更新されている。
-
SLES 15 (SP1以降)を実行している1つ以上のSaltクライアントがある。
-
SLES 15 SaltクライアントはSUSE Managerに登録されている。
-
ライブパッチ処理の子チャンネルを含む、アーキテクチャに適したSLES 15チャンネルにアクセスできる。
-
クライアントが完全に同期されている。
-
クライアントをライブパッチ処理用に準備されているクローンチャンネルに割り当てる。 準備の詳細については、ライブパッチ処理用のチャンネルの設定を参照してください。
-
からライブパッチ処理で管理するクライアントを選択し、 タブに移動します。kernel-livepatch
パッケージを検索して、インストールします。 -
highstateを適用してライブパッチ処理を有効にし、クライアントを再起動します。
-
ライブパッチ処理で管理するクライアントごとに繰り返します。
-
ライブパッチ処理が正しく有効化されていることを確認するには、
からクライアントを選択し、[カーネル
]フィールドにライブパッチ
が表示されていることを確認します。
-
SUSE Manager Web UIで、
からクライアントを選択します。 画面の上部のバナーに、クライアントに使用できる重要なパッケージ数と、重要ではないパッケージ数が表示されます。 -
重大 をクリックすると、使用可能な重大なパッチのリストが表示されます。
-
[
Important: Security update for the Linux kernel
](重要: Linuxカーネル用のセキュリティ更新)という概要のパッチを選択します。 セキュリティバグには該当する場合はCVE番号も含まれます。 -
オプション: 適用するパッチのCVE番号がわかっている場合は、
で検索し、必要なクライアントにパッチを適用します。
|