一般的な要件
インストールを始める前に、次の項目を確認してください。
-
SUSE Customer Centerアカウント。このアカウントにより、組織の資格情報と、SLE Micro 5.5およびSUSE Managerのサーバとプロキシの登録キーにアクセスできます。
-
SUSE Manager Web UIでサポートされるブラウザ。
-
環境のSSL証明書。デフォルトでは、SUSE Manager 5.0は自己署名証明書を使用します。
次のセクションでは、これらの要件について詳しく説明します。
1. SUSE Customer Centerアカウントと資格情報
SUSE Manager 5.0を配備する前に、SUSE Customer Centerでアカウントを作成します。
-
Webブラウザで https://scc.suse.com/loginにアクセスします。
-
SCCアカウントにログインするか、またはプロンプトに従い新しいアカウントを作成します。
-
まだ組織に接続していない場合、組織に接続するをクリックし、組織を入力または検索します。
-
組織を管理するをクリックし、組織名をクリックして一覧から組織を選択します。
-
ユーザタブをクリックし、組織の資格情報サブタブを選択します。
-
SUSE Managerの設定中に使用するログイン情報をメモします。
組織の設定によっては、左側のナビゲーションバーからサブスクリプションをアクティブ化するメニューを使用してサブスクリプションをアクティブ化する必要が生じる場合もあります。
SCCの使用の詳細については、https://scc.suse.com/docs/helpを参照してください。
2. SUSE Manager Web UIでサポートされているブラウザ
Web UIを使用してSUSE Manager環境を管理するには、最新のWebブラウザを実行する必要があります。
SUSE Managerは以下のブラウザでサポートされています。
-
SUSE Linux Enterprise Serverに付属する最新のFirefoxブラウザ
-
あらゆるオペレーティングシステム上の最新のChromeブラウザ
-
Windowsに付属する最新のEdgeブラウザ
Windows Internet Explorerはサポートされていません。SUSE ManagerのWeb UIはWindows Internet Explorerでは正しくレンダリングされません。
3. SSL証明書
SUSE Managerは、SSL証明書を使用して、クライアントが正しいサーバに登録されていることを確認します。デフォルトでは、SUSE Managerは自己署名証明書を使用します。サードパーティCAによって署名された証明書がある場合、それをSUSE Managerインストール環境にインポートできます。
-
自己署名証明書の詳細については、自己署名SSL証明書を参照してください。
-
インポートした証明書の詳細については、SSL証明書のインポートを参照してください。