RPC接続タイムアウトのトラブルシューティング

RPC接続は、ネットワークが低速になったり、ネットワークリンクがダウンしたりするためにタイムアウトすることがあります。 その結果、パッケージのダウンロードやバッチジョブがハングしたり予想よりも時間がかかります。 設定ファイルを編集することで、RPC接続にかかる最大時間を調整できます。 ただし、これではネットワークの問題は解決されず、プロセスがハングするのではなく失敗します。

プロシージャ: RPC接続タイムアウトの解決
  1. SUSE Managerサーバで、/etc/rhn/rhn.confファイルを開いて、最大タイムアウト値(秒単位)を設定します。

    server.timeout =`number`
  2. SUSE Managerプロキシで、/etc/rhn/rhn.confファイルを開いて、最大タイムアウト値(秒単位)を設定します。

    proxy.timeout =`number`
  3. zypperを使用するSUSE Linux Enterprise Serverクライアントで、/etc/zypp/zypp.confファイルを開いて、最大タイムアウト値(秒単位)を設定します。

    ## Valid values:  [0,3600]
    ## Default value: 180
    download.transfer_timeout = 180
  4. yumを使用するRed Hat Enterprise Linuxクライアントで、/etc/yum.confファイルを開いて、最大タイムアウト値(秒単位)を設定します。

    timeout =`number`

RPCタイムアウトを180秒未満に制限する場合は、完全に正常な操作が中断されるリスクがあります。