サポートされているSLE Microの機能

クライアントで実行しているオペレーティングシステムは、オペレーティングシステムを提供している組織によってサポートされています。SLE MicroはSUSEでサポートされています。

現時点では、SLE Microは正規のミニオンとして(デフォルト接続メソッド)のみサポートされています。Salt SSHクライアント(salt-ssh接続メソッド)として管理できるように目指しています。

この表のアイコンの意味は次のとおりです。

  • : 機能は使用できません

  • : 機能は使用できません

  • : 機能は検討中であり、後日利用可能になるかどうかは未定です

Table 1. SLE Microオペレーティングシステムでサポートされている機能
機能 SLE Micro

クライアント

オペレーティングシステムパッケージ

登録

パッケージのインストール

パッチの適用(CVE IDが必要)

リモートコマンド

システムパッケージの状態

システムカスタムの状態

グループカスタムの状態

組織カスタムの状態

システムセットマネージャ(SSM)

製品移行

基本的な仮想ゲスト管理

高度な仮想ゲスト管理

仮想ゲストインストール(キックスタート)、ホストOSとして

仮想ゲストインストール(イメージテンプレート)、ホストOSとして

システムの配備(PXE/キックスタート)

システムの再配備(キックスタート)

接続メソッド

ZeroMQ

SUSE Managerプロキシでの操作

動作チェーン

ステージング(パッケージの事前ダウンロード)

重複パッケージの報告

CVE監査(CVE IDが必要)

SCAP監査

パッケージの確認

パッケージのロック

システムのロック

メンテナンスウィンドウ

システムのスナップショット

設定ファイルの管理

スナップショットとプロファイル

プロファイルはサポートされていますが、同期はサポートされていません

電源管理

モニタリングサーバ

監視対象クライアント

Docker buildhost

OSでのDockerイメージの構築

Kiwi buildhost

OSでのKiwiイメージの構築

繰り返しアクション

AppStream

なし

Yomi

仮想ゲスト管理:

この表では、仮想ゲスト管理は基本と高度に分割されています。

基本的な仮想ゲスト管理には、VMのリスト化、低速更新、VMのライフサイクルアクション(起動、停止、再開、一時停止)、およびVM vCPUとメモリの変更が含まれています。

高度な仮想ゲスト管理には、基本的な仮想ゲスト管理のすべての機能に加えて、高速更新、VMライフサイクルアクション(削除、リセット、電源オフ)、VMディスクの変更、ネットワークグラフィカル表示の変更、およびグラフィカル表示の設定が含まれています。

SLE Microでは、Node exporterとBlackbox exporterのみが利用できます。