Red Hat CDNチャンネルと複数の証明書のトラブルシューティング

Red Hatコンテンツデリバリネットワーク(CDN)チャンネルは複数の証明書を提供することがありますが、SUSE Manager Web UIは単一の証明書しかインポートできません。 CDNがSUSE Manager Web UIで認識されている証明書とは異なる証明書を提示した場合、証明書が正確であっても検証が失敗し、リポジトリへのアクセスパーミッションが拒否されます。 次のようなエラーメッセージが生じます。

[error]([エラー])
Repository '<repo_name>' is invalid.(リポジトリ'<repo_name>'は無効です。)
<repo.pem> Valid metadata not found at specified URL(有効なメタデータが指定されているURLで見つかりませんでした)
History:(履歴:)
 - [|] Error trying to read from '<repo.pem>'('<repo.pem>'からの読み込み時にエラーが発生しました)
 - Permission to access '<repo.pem>' denied.('<repo.pem>'へのアクセスが拒否されました。)
Please check if the URIs defined for this repository are pointing to a valid repository.(このリポジトリ用に定義されているURIが有効なリポジトリを指しているかどうかを確認してください。)
Skipping repository '<repo_nam' because of the above error.(上記エラーのため、リポジトリ'<repo_name>'をスキップします。)
Could not refresh the repositories because of errors.(エラーが発生したため、リポジトリを更新できませんでした。)
HH:MM:SS RepoMDError: Cannot access repository. Maybe repository GPG keys are not imported(HH:MM:SS RepoMDError: リポジトリにアクセスできません。リポジトリGPGキーがインポートされていない可能性があります)

この問題を解決するには、すべての有効な証明書を1つの.pemファイルにマージし、SUSE Managerで使用する証明書を再作成します。

手順: 複数のRed Hat CDN証明書の解決
  1. Red Hat クライアントのコマンドプロンプトで、rootとして、/etc/pki/entitlement/からすべての現行の証明書を単一の rh-cert.pemファイルに収集します。

    cat 866705146090697087.pem 3539668047766796506.pem redhat-entitlement-authority.pem > rh-cert.pem
  2. /etc/pki/entitlement/からすべての現行のキーを単一のrh-key. pemファイルに収集します。

    cat 866705146090697087-key.pem 3539668047766796506-key.pem > rh-key.pem

次に、CDNでRed Hat Enterprise Linuxクライアントを登録するの手順に従って、新しい証明書をSUSE Managerサーバにインポートできます。