「ディスクがいっぱいになったコンテナ」イベントのトラブルシューティング
コンテナの永続ストレージメディアとしてマウントされた専用ディスクのストレージ領域が不足した場合は、緊急アクションが必要になります。
ストレージメディアのサイズ変更に関する問題を解決するには、次の手順に従います。
プロシージャ: ストレージメディアのサイズ変更
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ディスク(例:
/dev/vdb
)のサイズを増やします。 たとえば、ディスクがQCOW2イメージの場合は、コマンドqemu-img resize
を使用します。 -
パーティションが利用可能な容量をすべて使用していることを確認します。
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mgrctl term
を使用してコンテナでシェルを開きます。 -
sudo parted /dev/vdb
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(parted)
print
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(parted)
resizepart NUMBER 100%
ここでNUMBER
はprint
コマンドで表示されるパーティション番号です(たとえば、/dev/vdb1
の場合は1
) -
(parted)
quit
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ファイルシステムのサイズを変更します。 たとえば、コンテナ内のシェルで実行されるXFSファイルシステムの場合:
sudo xfs_growfs /dev/vdb1
手順を完了すると、/dev/vdb1
上のXFSファイルシステムがディスク上の使用可能な容量をすべて使用しているはずです。