ディスク容量のトラブルシューティング

ディスク容量が不足すると、SUSE Managerデータベースとファイル構造に重大な影響を及ぼす可能性があり、ほとんどの場合、回復できません。 SUSE Managerでは特定のディレクトリの空き容量を監視し、設定可能なアラートを用意しています。 スペース管理の詳細については、ディスク容量管理を参照してください。

一般的に、コンテナボリュームはホストファイルシステムと容量を共有します。btrfsファイルシステムがいっぱいになった場合、ファイルを削除できなくなる可能性があります。これを解決するために、btrfs device addコマンドを使用して、小容量のストレージを一時的にファイルシステムに追加できます。これにより、ファイルを削除して容量を増やし、ファイルシステムをさらにメンテナンスできるようになります。メンテナンスが完了したら、btrfs device deleteを使用して一時ストレージを削除できます。このトピックの詳細については、https://www.suse.com/support/kb/doc/?id=000018779を参照してください。

使用されていないソフトウェアチャンネルを削除することにより、ディスク容量を回復できます。

カスタムチャンネルが同期される頻度を確認することもできます。 カスタムチャンネル同期の処理方法については、administration:custom-channels.adoc#_custom_channel_synchronizationを参照してください。

未使用のアクティベーションキー、コンテンツライフサイクルプロジェクト、およびクライアント登録をクリーンアップすることで、ディスク容量を回復することもできます。 また、冗長なデータベースエントリを削除することもできます。

プロシージャ: 冗長なデータベースエントリの解決
  1. spacewalk-data-fsckコマンドを使用して、冗長なデータベースエントリを一覧にします。

  2. spacewalk-data-fsck --removeコマンドを使用して削除します。