Taskomaticのトラブルシューティング

リポジトリメタデータの再生成は比較的集中的なプロセスであるため、Taskomaticが完了するまでに数分かかる可能性があります。 また、Taskomaticがクラッシュした場合、リポジトリメタデータの再生成が中断される可能性があります。

サーバコンテナ内でシェルにアクセスするには、コンテナホストでmgrctl termを実行します。

Taskomatic がまだ実行されている場合、またはプロセスがクラッシュした場合は、Web UIでパッケージ更新が使用可能に見える場合がありますが、クライアントに表示されず、クライアントを更新しようとすると失敗します。 この場合、zypper refコマンドを使用すると、次のようなエラーが表示されます。

Valid metadata not found at specified URL

これを修正するには、Taskomaticがまだリポジトリメタデータを生成中であるか、またはクラッシュが発生した可能性があるかどうかを判断します。 クライアントの更新が正しく実行されるように、メタデータの再生成が完了するまで待つか、クラッシュ後にTaskomaticを再起動します。

プロシージャ: Taskomaticの問題の解決
  1. SUSE Managerサーバで、/var/log/rhn/rhn_taskomatic_daemon.logファイルを確認して、メタデータ再生成プロセスがまだ実行されているか、クラッシュが発生したかどうかを判断します。

  2. taskomaticを再起動します。

    service taskomatic restart
  3. Taskomaticログファイルで、次のような開始および終了行を検索することで、メタデータ再生成に関連するセクションを特定できます。

    <YYYY-DD-MM> <HH:MM:SS>,174 [Thread-584] INFO  com.redhat.rhn.taskomatic.task.repomd.RepositoryWriter - Generating new repository metadata for channel 'cloned-2018-q1-sles12-sp3-updates-x86_64'(sha256) 550 packages, 140 errata
    
    ...
    
    <YYYY-DD-MM> <HH:MM:SS>,704 [Thread-584] INFO  com.redhat.rhn.taskomatic.task.repomd.RepositoryWriter - Repository metadata generation for 'cloned-2018-q1-sles12-sp3-updates-x86_64' finished in 4 seconds