システムセットマネージャ

システムセットマネージャ(SSM)は、同時に複数のクライアントでアクションを実行するために使用します。 SSMで一時的なクライアントセットが作成されます。これは、多数のクライアントに適用する必要がある1回限定アクションに便利です。 より永続的なセットが必要な場合、代わりにシステムグループの使用を検討してください。 システムグループの詳細については、システムグループを参照してください。

SSMで使用できるアクションを次の表に示します。 この表のアイコンの意味は次のとおりです。

  • : このアクションはこのクライアントタイプ用にSSMで使用できます。

  • : このアクションはこのクライアントタイプ用にSSMで使用できません。

  • : このアクションはこのクライアントタイプ用に検討中であり、後日サポートされる場合と、サポートされない場合があります。

Table 1. 使用可能なSSMアクション
アクション 従来 Salt

システムのリスト

パッチのインストール

パッチの更新のスケジュール

パッケージのアップグレード

パッケージのインストール

パッケージの削除

パッケージの検証

グループを作成する

グループの管理

チャンネルのメンバーシップ

チャンネルサブスクリプション

チャンネルの展開/diff

クライアントの自動インストール

スナップショットのタグ

リモートコマンド

電源管理

システム設定の更新

ハードウェアプロファイルの更新

パッケージのプロファイルの更新

カスタム値の設定/削除

クライアントの再起動

クライアントの別の組織への移行

クライアントの削除

SSMのクライアントの選択は複数の方法で実行できます。

  • システム  システム一覧に移動し、操作するクライアントにチェックを付けます。

  • システム  システムグループに移動し、操作するシステムグループでSSMで使用をクリックします。

  • システム  システムグループに移動し、操作するグループにチェックを付け、グループでの作業をクリックします。

操作するクライアントを選択したら、システム  システムセットマネージャに移動し、上部のメニューバーにある[システムが選択されました]アイコンをクリックします。

SSMの詳細は、SUSE ManagerのWeb UIで別の部分にある詳細と若干異なる場合があります。 SSMでは、使用できるすべての更新が表示されます。 そのため、最新バージョンではないかもしれないパッケージをアップグレードされる場合があります。

1. SSMでベースチャンネルを変更する

SSMを使用して、複数のクライアントのベースチャンネルを同時に変更できます。

ベースチャンネルを大幅に変更すると、影響を受けるクライアントで使用できるパッケージおよびパッチが変更されます。 注意して使用してください。

プロシージャ: SSMを使用して複数のクライアントのベースチャンネルを変更する
  1. SUSE ManagerのWeb UIで、システム  システム一覧に移動し、操作するクライアントにチェックを付け、システム  システムセットマネージャに移動します。

  2. チャンネル]サブタブに移動します。

  3. リストで現在のベースチャンネルを見つけ、[システム]列に表示されている数字が正しいことを確認します。 この列の数字をクリックして、変更するクライアントの詳細を表示できます。

  4. 必要なベースチャンネル]フィールドで新しいベースチャンネルを選択し、次へをクリックします。

  5. 子チャンネルそれぞれで、[変更なし]、[サブスクライブ]、または[サブスクライブの中止]を選択し、次へをクリックします。

  6. 変更内容を確認し、いつ変更するかを選択します。

  7. 確認をクリックして、変更をスケジュールします。