サーバ - YaSTを使用したマイナーバージョンのアップグレード
YaSTを使用してアップグレードを実行するには、オンライン移行ツールを使用します。
YaSTでオンライン移行ツールを使用できない場合、 |
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コマンドプロンプトからrootとしてspacewalkサービスが実行されていないことを確認します。
spacewalk-service stop
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YaSTオンライン移行ツールを起動します。
yast2 migration
古い更新がある場合、YaSTは、まずその更新のインストールを求める通知をします。 移行を実行する前に、すべてのパッケージ更新をインストールする必要があります。 詳細については、サーバ - パッチレベルのアップグレード(Zアップグレード)を参照してください。
YaSTは、可能な移行ターゲットと詳細を表示します。
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適切なターゲットを選択し、プロンプトに従って移行を実行します。
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サーバを再起動します。
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再起動するとき、SUSE Manager spacewalkサービスは、PostgreSQLデータベースのバージョン 14への移行が完了するまで実行されません。 テキストコンソールにrootとしてログインします。 4.1または4.2から4.3にアップグレードする場合は、データベース移行スクリプトを実行します。
/usr/lib/susemanager/bin/pg-migrate-x-to-y.sh
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spacewalkサービスが実行されていることを確認します。
spacewalk-service start
spacewalk-schema-upgrade
は不要になりました。 これは、spacewalk-service start
の実行中に自動的に実行されます。
アップグレード中、YaSTは、推奨パッケージをすべてインストールします。 そのため、システムのインストールサイズが大幅に増加する可能性があります。 必須のパッケージのみをインストールするには、/etc/zypp/zypp.conf
設定ファイルを開き、次の変数を設定します。
solver.onlyRequires = true installRecommends = false
今後のすべてのパッケージ操作の動作が変更されます。