SUSE ManagerプロキシVMwareイメージを使用して仮想マシン環境でSUSE Managerプロキシをインストールする

1. 仮想マシンの設定

SUSE Manager 4.3プロキシのVMイメージはさまざまな形式で提供されています。 これには、基礎となるオペレーティングシステムとしてSUSE Linux Enterprise Server 15 SP4と、ビルド時の最新のSUSE Managerプロキシソフトウェアが含まれます。 https://download.suse.com/から、環境に適したSUSE Managerプロキシイメージをダウンロードしてください。

次の表は、最低要件を指定しています。これらは、クライアントが1つある1つのサーバなど、テスト用の簡易的なインストールに適しています。運用環境を使用する場合は、 ハードウェア要件にリストされている要件を確認してください。
仮想マシン設定の概要

インストール方法

既存のディスクイメージのインポート

OS:

SUSE Linux Enterprise 15 SP4

メモリ:

8GB

CPU数:

2

仮想ディスク:

VirtIOディスク1

SUSE-Manager-Proxy.x86_64-4.3.13-VMWare.vmdk

VirtIOディスク2

100GB (/var/cache/用)

VirtIOディスク3

101GB (/srv/用)

名前:

suse-manager-proxy-setup

ネットワーク

Bridge br0

SUSE Linux Enterprise仮想化の詳細については、https://documentation.suse.com/sles/15-SP4/html/SLES-all/book-virtualization.htmlを参照してください。

2. SUSE Manager仮想マシンの作成 - VMware

このセクションでは、VMware環境内のSUSE Managerストレージパーティションに不可欠な追加の仮想ディスクの作成に重点を置いて、VMware設定について説明します。

プロシージャ: VMware仮想マシンを作成する

  1. SUSE Managerサーバ.vmdkファイルをダウンロードします。 次に、コピーをVMwareストレージに転送します。

  2. VMware Webインタフェースを使用して、アップロードした.vmdkファイルのコピーを作成します。 これにより、提供された.vmdkファイルがvSphereハイパーバイザーに適した形式に変換されます。 この新しいコピーを仮想マシンのベースイメージとして使用します。

  3. ゲストOSファミリLinuxおよびゲストOSバージョンSUSE Linux Enterprise 15 (64ビット)に基づいて、新しい仮想マシンを作成し、名前を付けます。

  4. 500GB以上のHard Disk 2を追加します。

  5. RAMおよびCPU数を設定します(少なくとも8GBのRAMおよび2つのCPU)。

  6. 必要に応じてネットワークアダプタを設定します。

  7. VMの電源をオンにします。

  8. ［JeOS Firstboot］の画面で、［Start］を選択して続行し、次の設定ダイアログ(キーボードレイアウト、ライセンス契約、タイムゾーン、rootのパスワード)を確認します。

  9. インストールが完了したら、rootとしてログインします。

  10. SUSE ManagerプロキシをSCCに登録し、SUSE Managerプロキシストレージを準備して、さらに手順を進めるには、installation-and-upgrade:install-proxy-vm.adoc#minimal.susemgrproxy.prepに進んでください。