プロキシ - メジャーアップグレード

プロキシ更新を実行する前に、保守ウィンドウをスケジュールします。 プロキシからSUSE Managerに登録したクライアントは、更新の実行中にはSUSE Managerに接続できません。 保守ウィンドウの詳細については、メンテナンスウィンドウを参照してください。

プロキシメジャーアップグレードには、オペレーティングシステムのバージョンアップグレードが含まれます。 詳細については、SUSE Manager 4.3リリースノートを参照してください。

1. アップグレードの準備

プロシージャ: コマンドプロンプトでopenSUSE Leap 15.5ソフトウェアチャンネルを追加する
  1. SUSE Manager サーバのコマンドプロンプトで root になり、 spacewalk-common-channels コマンドを特定のチャンネルに対して実行します:

    spacewalk-common-channels opensuse_leap15_4 \
    opensuse_leap15_4-non-oss \
    opensuse_leap15_4-non-oss-updates \
    opensuse_leap15_4-updates \
    opensuse_leap15_4-backports-updates \
    opensuse_leap15_4-sle-updates \
    uyuni-proxy-stable-leap-154
  2. spacewalk-repo-syncを使用して、すべてのチャンネルを完全に同期します。

2. プロキシのアップグレード

プロキシを更新するには、まずプロキシサービスを停止し、ソフトウェアリポジトリを置き換え、ソフトウェアを更新し、最後にプロキシサービスを再起動します。

プロシージャ: SUSE Managerプロキシの更新
  1. SUSE Managerプロキシで、プロキシサービスを停止します。

    spacewalk-proxy stop
  2. SUSE ManagerサーバのWeb UIで、システム  プロキシに移動し、プロキシの名前をクリックします。

  3. ソフトウェア  ソフトウェアチャンネルをクリックし、カスタムチャンネル一覧にリストされているopenSUSE Leap 15.5チャンネルをベースチャンネルとして選択します。

  4. 子チャンネル]ペインで、15.5子チャンネルを選択します。

  5. 次へ、[ソフトウェアチャンネルの変更確認]、確認をクリックします。

  6. 詳細  リモートコマンドをクリックし、スクリプトフィールドに `zypper --non-interactive dup --allow-vendor-change --replacefiles`を追加して、スケジュールをクリックします。

  7. リモートコマンドが実行されるまで待ちます。

  8. SUSE Managerプロキシで、プロキシサービスを開始します。

    spacewalk-proxy start

多数のプロキシを更新する必要がある場合、SUSE Managerサーバでこのコマンドシーケンスのアクションチェーンを作成できます。 アクションチェーンを使用して、複数のプロキシで同時に更新を実行できます。