Uyuniクライアントのアップグレード

このセクションでは、例としてopenSUSE Leapを使用します。

1. アップグレードの準備

プロシージャ: クライアントのアップグレードの準備
  1. SUSE Manager サーバのコマンドプロンプトで root になり、 spacewalk-common-channels コマンドを特定のチャンネルに対して実行します。

    spacewalk-common-channels \
    opensuse_leap15_4\
    opensuse_leap15_4-non-oss \
    opensuse_leap15_4-non-oss-updates \
    opensuse_leap15_4-updates \
    opensuse_leap15_4-uyuni-client
  2. spacewalk-repo-syncを使用して、すべてのチャンネルを完全に同期します。 リポジトリのURLが定義済みの場合、installation-and-upgrade:proxy-uyuni.adoc#uyuni-202007-channeldupesで続行します。

  3. SUSE ManagerサーバのWeb UIで、ソフトウェア  管理  チャンネルに移動し、Uyuni Client Tools for openSUSE Leap 15.4 (x86_64)チャンネル名をクリックします。

  4. 右上隅のチャンネルの管理をクリックします。

  5. リポジトリ]タブをクリックし、[External - Uyuni Client Tools for openSUSE Leap 15.3 (x86_64)]を選択します。

  6. Update Repositories(リポジトリの更新)をクリックします。

  7. リポジトリ  同期サブタブに移動し、今すぐ同期をクリックします。

  8. openSUSE Leap 15.4 (x86_64)およびExternal - openSUSE Leap 15.3 (x86_64)で同じ操作をします。

openSUSE Leap 15.4 (x86_64)を展開し、パッケージが入力されているすべての子チャンネルを表示します。

2. アップグレード

クライアントをアップグレードするには、ソフトウェアリポジトリを置き換え、ソフトウェアを更新し、最後にクライアントを再起動します。

プロシージャ: クライアントのアップグレード
  1. SUSE ManagerサーバのWeb UIで、[システム]に移動し、クライアントの名前をクリックします。

  2. ソフトウェア  ソフトウェアチャンネルをクリックし、カスタムチャンネル一覧にリストされているopenSUSE Leap 15.5チャンネルをベースチャンネルとして選択します。

  3. 子チャンネル]ペインで、15.5子チャンネルを選択します。

  4. 次へ、[ソフトウェアチャンネルの変更確認]、確認をクリックします。

  5. ソフトウェア  パッケージ  アップグレードをクリックし、クライアントで更新するパッケージをすべて選択してから、選択を適用します。 パッケージのアップグレードをクリックし、詳細を確認し、確認をクリックして更新を終了します。

  6. クライアントを再起動します。

多数のクライアントを更新する必要がある場合、SUSE Managerサーバでこのコマンドシーケンスのアクションチェーンを作成できます。 アクションチェーンを使用して、複数のクライアントで同時に更新を実行できます。